防水ウェアのお手入れ方法│メンテナンス

2016/05/02

防水ウェアのお手入れの基本は、「濡れたら乾かす」と「汚れたら洗う」です。防水ウェアは水の浸入を防ぐため、特殊な加工をしていますが、濡れたまま保管したり、汚れの付着により、その特殊加工の劣化を早めることになります。「濡れたら乾かす」「汚れたら洗う」を習慣にして下さい。普段着での使用でも、汗や皮脂、微細な汚れが付着しますので定期的に洗濯して下さい。

「オムニテック」「アウトドライ」「オムニウィンドブロック」を使用した防水・防風ウェアの洗濯方法です。
※ただし、ダウンを封入した商品は、ダウンウェアのお手入れ方法を参考にして下さい。




【使用後のケア】
必ず洗濯タグを確認し、その内容に合わせたケアを行って下さい。
※ここでは基本的なケアの方法をご案内させて頂きますが、洗濯タグの内容を優先させて下さい。
※ご自宅でのケアが不安な場合は、お近くのクリーニング業者様へご相談下さい。



《手順1》
洗濯前に、破損予防のためファスナーやボタンはしっかり閉めます。フードや裾のドローコードはシワが無いよう伸ばしておきます。フードが襟に収納されるタイプのものは、フードもしっかり洗えるよう出しておいて下さい。



《手順2 洗濯機を使用する場合》
洗濯機で洗う場合は、ネットに入れ、弱水流で洗って下さい。洗剤は、防水ウェア専用洗剤、または中性洗剤を使用して下さい。すすぎはしっかり行い、脱水にはかけないで下さい。
※柔軟剤成分が含まれている洗剤の使用は避けて下さい。撥水力低下の原因となります。
※漂白剤、蛍光増白剤が含まれているものは使用しないで下さい。
※脱水機を使用すると、ウェアの痛みや洗濯機自体が故障する恐れがございますので使用しないで下さい。
※洗剤が残っているとウェアの機能の低下に繋がりますので、すすぎはしっかりと行って下さい。
※粉洗剤を使用する場合は、水で溶かして液状にしてからお使い下さい。



《手順2 手洗いの場合》
手洗いの場合は、たらいや浴槽にぬるま湯を張り、防水ウェア専用洗剤、または中性洗剤を入れ、その中で押し洗いをして下さい。汚れがひどい場所は、柔らかい布やスポンジなどで生地が傷まないよう優しくこすって落として下さい。
※柔軟剤成分が含まれている洗剤の使用は避けて下さい。撥水力低下の原因となります。
※漂白剤、蛍光増白剤が含まれているものは使用しないで下さい。
※洗剤が残っているとウェアの機能の低下に繋がりますので、すすぎはしっかりと行って下さい。



《手順3》
水気を取り、直射日光の当たらない風通しのよい場所で陰干しして下さい。
※バスタオルで包むと水気が取れ易くなります。



《手順4》
ある程度水分が取れたら、撥水性回復のため、熱処理を行って下さい。
※乾燥機での熱処理で、生地やパーツの痛みが気になる場合、ネットに入れて保護して下さい。風が当たりやすいよう、なるべく大きなネットがお奨めです。
※アイロンで行う場合は低温(80~120℃)に設定し、必ず当て布をして生地を傷めない様注意しながら行って下さい。
※洗濯表示で乾燥機やアイロンの使用ができない場合や不安がある場合は、ドライヤーもお奨めです。



撥水性の回復
洗濯後、熱処理を行っても撥水が回復しない場合は、市販の撥水剤を使用して下さい。撥水剤での処理後は、十分に効果を出すために熱処理を加えると効果的です。
※詳しい使用方法は、ご使用する撥水剤の指示に従って下さい。
※生地に変色が起きないか、ウェアの目立たないところでチェックして下さい。
※スプレータイプは近づけ過ぎるとムラになってしまうので、少し離して使用して下さい。



【防水ウェア 取り扱いの注意点】
保管方法
直射日光の当たらない風通しのよい場所にハンガーにかけ、保管して下さい。
※スタッフバッグでの保管はお避け下さい(スタッフバッグは携帯時にお使い下さい)
※車の中など高温多湿な場所での保管はお避け下さい。ウェア劣化の原因となります。
※通気性を持たすため、ビニールなどに包んでの保管はお避け下さい。



防水透湿機能とは
防水機能とは、生地の隙間を埋め、水の浸入を防ぐ機能です。ある程度の水圧に耐えうる特殊樹脂を生地の裏にラミネートやコーティング加工し、縫い目には止水処理をしています。生地の隙間を埋めているため水の浸入を防ぎますが、通気性が無いため蒸れを感じる場合があります。
透湿機能とは、身体から発する水蒸気をウェアの外に排出し、蒸れを軽減させる機能です。防水ウェアの蒸れを軽減するため、特殊樹脂のラミネートやコーティングに水蒸気が排出できるよう加工されています。
この両方の機能を合わせて、「防水透湿」機能と呼びます。



防水ウェアでも濡れてしまうケース
防水透湿機能のウェアでも、過剰な発汗により水蒸気の排出が追いつかなくなったり、ウェア外との気温差により結露を起こし、あたかも漏水したかのように感じることがあります。なるべく換気を心がけ、ウェア内の湿度を高めないようにしましょう。
濡れた場所や雪の上に腰掛けていると、生地表面が濡れ、水分が水蒸気となってウェア内に逆流することがあります。また袖口や首周りからも浸水にも注意しましょう。



撥水機能とは
撥水機能とは、生地表面に付着した水滴を弾き易くした機能です。防水機能のように生地の隙間を埋めたものでは無いので、水圧には耐えられません。霧雨などの細かい水滴や豪雨の中、長い時間雨に当っていると水が浸入してきてしまいます。



撥水性の低下
使用を重ねることや時間の経過により、撥水性は低下します。主に以下のような要因がありますので、状況に合わせてお手入れを行って下さい。

1.汚れによる撥水性の低下
素材表面に汚れが付着することにより(肉眼では見えにくい小さなほこりも含む)、水を弾きにくくなります。これは素材表面を覆っている撥水剤の上に付着した汚れが水分を吸収してしまうからです。洗濯をして汚れを除去する事で撥水性が回復します。また、洗濯の際はすすぎを十分に行なって、洗剤成分を除去できなかった場合は、「汚れ」と同様に撥水性の低下が起こりますのでご注意ください。

2.磨耗による撥水性の低下
長期にわたって使用しますと、素材表面の撥水剤が摩耗(削り落ちて)しまいます。撥水性回復には市販の撥水スプレーが必要になります。撥水スプレーに記載された使用方法に応じて処理をしてください。 ※磨耗による損傷が激しい場合、撥水剤を使用しても撥水性の回復が難しい場合があります。



経年劣化(寿命)について
【経年劣化に対する注意】
どんなにケアをしていても、防水ウェアに使用されている素材の中には、時間の経過とともに劣化してしまうものがあります。使用していない状況でも劣化は進み、これを経年劣化といいます。
主なものでは、防水のための特殊コーティングやシームテープの剥離などがあります。使用環境や保管・メンテナンス環境により異なりますが、時間の経過により剥離が起こることがございます。
コーティングやシームテープが剥がれてきたら、ウェアの寿命がきており水漏れの恐れがありますので、使用はお避け下さい。
※シームテープ:縫い目からの浸水を防ぐため貼り付けた止水のテープ

2016/05/02


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