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女子にオススメ秘湯とグルメを楽しむステップアップ登山

2016/08/09


こんにちは、アウトドアクリエイターのまつだともえです。登山シーズン真盛りですね。新たな祝日『山の日』が制定されて、ますます盛り上がってきました。夏山といえば高山縦走が気持ちいい季節。でも、週末登山を楽しむシティガールには、連泊縦走はガチっぽくてハードそう…というイメージがあるかもしれません。そんな女性が楽しくステップアップできるとしたら、どんなコースか?難易度が高くなく、程よい達成感とアルペンムードを満喫できる。さらには旅行を楽しむような感覚で、プラスαの楽しみもほしい…そんなワガママをかなえる山旅、ありますよ!コロンビアのレインウェアのレビューも兼ねて、ステップアップにお勧めの白馬三山を歩いてきたいと思います。

縦走1日目、雪渓をトラバースして天空の露天風呂を目指す
 連泊縦走だとお風呂に入れないのが女性にはつらいところ。なので今回のおすすめコースは初日の宿泊が温泉小屋です。こちらの白馬鑓温泉は自分の足で歩いてこないと入れない、まさに秘湯。コースの満足度も◎でした。雪解け水がつくる豪快な滝、雪渓のトラバースでは高山を歩いているワクワク感を味わえます。落石にさえ注意すれば、4時間半の難しくないコースです。硫黄のにおいが漂って来たら、鑓温泉はすぐそこ。

辿りつきました、こちらが天空の露天風呂。女性専用の内湯で水着に着替えて出撃します。その先はハダカの付き合い混浴です。男性のみなさんは生まれたままの姿で楽しんでいらっしゃいます。『それでは、いざ入湯!』乳白色の優しいお湯、頑張った体に…くぅ~っ染みわたります!そして、露天風呂の超絶景は…このとーり(涙)

混浴に勇気が出なくても・・・星空露天はいかが?
 いい感じに温まったところで、着替えていると…『露天風呂行ってきたんですか?どうでしたか?』と山ガールに声をかけられました。水着には着替えてみたものの、混浴に入る勇気が出ないとのこと。女の子ひとり…確かに~。でも、男性陣は裸ですが、立ち上がるときはタオルで隠しているし、水着の女性が入ると、ススーっと距離をとっていくのを感じます。(気を使わせてすみません(笑))だから、そんなに怖がらずとも大丈夫だと背中を押しておきました。どうしてもダメだったら、夜に女性専用時間があるので、星空の露天風呂を楽しむのもありです。街の光が届かない山の中、2000m超えの標高。条件がそろえば手が届きそうなほどの満天の星が見えるらしい…他にも女性用の内湯がありますし、眺めの良い足湯は服を着たまま楽しめすよ。

縦走2日目、ご来光を眺めて…最高の朝風呂!
 翌朝目が覚めるとすでに辺りが白んできていまいました。日が昇る前に露天風呂に再出撃です。この鑓温泉、東向きに開けた空を望む眺望なので、ご来光を見ながらの朝風呂が可能なのです。徐々に赤く染まる雲海から朝日が昇り、それを温泉につかりながら眺める…くぅ~贅沢すぎる!最高にドラマチックな朝を迎えられました。お天道様、今日はお願いしますよー!もし翌朝の天気が良さげならば、必ず朝風呂時間を考慮して目覚ましセットすべし。

稜線に胸キュン♪お花畑に思わずスキップ♪北アルプスの大絶景
 さて、朝風呂を満喫したところで、いよいよ出発。2日目は鑓ヶ岳・杓子岳を登ります。日差しはきついですが、吹きおろす風は爽快。森林限界を超えて稜線が見えてくると、白い山肌に青い空のコントラストが広がります。この景色こそまさに北アルプス!気持ちが高ぶります。

『花の白馬岳』というだけあって、タイミングが合えば貴重な高山植物が多数見られます。気分はハイジ♪思わず走り出してしまいそうなお花畑がいっぱいです。写真を撮るのに夢中になって、なかなか進むことができません。

食べ損ねたぁ…名物ケーキセットと豪華コースディナー
 アルペンムードを満喫したら、お腹も満足させたいですね。山グルメも盛り込んだ欲張り縦走、2泊目の宿泊地は白馬山荘がオススメ。併設のレストランでは絶景を眺めながら食事ができます。ケーキセットが有名です。

後で知ったのですが、予約制でディナーメニューがあるらしいです。山での食事とは思えない豪華なビーフシチューが有名で、小屋の宿泊をわざわざ素泊まりにして、食事はこちらのレストランで食べるお客さんもいるのだとか。ん~…完全にリサーチ不足でした…(涙)

ここでスイーツ好きの山ガールのために、名物のケーキセットをレポするはずが・・・ごめんなさい~生ビールとおでんになってしまいました…あれれ?だって山小屋で『生ビールあり〼』って見たら飲まずにいられないですよ。1日頑張った自分へのご褒美です♪おでんはしっかり味が染みいて美味しかったです。

痛恨のミス!本日のクライマックス、白馬岳でのご来光を見逃すT○T
 さて3日目はいよいよ白馬にアタックです。標高2932mから望むご来光をお伝えするはずが…失くしものをしてしまったせいで出遅れてしまい、せっかくのご来光を見逃してしまいました(涙)トホホ…。白馬山荘から山頂まではたった15分ほどなので、夜明け直前に早立ちするも良し、朝食前にピストンしてきても良いくらいです。

出遅れた出発にはなってしまいましたが、山頂到着。そこに広がっていたのは感動の大パノラマ。お天気だけは私に味方してくれました。この絶景をお届けできて良かったです(汗)

『北アルプス最北端 朝日岳の山頂を踏まずに帰れない!』
 このあと、おすすめコースは白馬岳を下山、三国境という分岐から蓮華温泉に降り野天風呂を楽しみます。…が、実はもう少し日本海側に足を延ばすと、縦走路は雪倉岳・朝日岳と続いています。これらの北アルプス北端エリアを歩いた後でも、同じように蓮華温泉に下れるのです。ということで、行動時間が長く、やや健脚向けのコースになりますが、1日がかりの寄り道にお付き合いくださいませ。

名前に騙されると痛い目に、水平でない水平道に辟易…
 三国境で蓮華温泉に向かうハイカーを尻目に、ああ~せっかく登ったのにもったいないなーなんて思いながらどんどん標高を下げていきます。雪倉山はなんなく踏破!本日の宿、朝日小屋に向かうべく『水平道』なる巻き道を行きます。でもこれが全くもって詐欺。序盤の木道に気緩ませていたら大間違い、この道全然水平じゃないのです(怒)何度も何度も続く急なアップダウン。い…いじわる過ぎる!!さらに風の抜けない樹林帯は蒸し暑く、疲労感はMAXに。さっきまでの爽やかなアルペンムードはいったいどこへ?(笑)汗だくになって朝日小屋に到着です。

またしても食べ損ねる山グルメ…豪華山小屋飯!
 食糧がだいぶ余っていたので、今日は素泊まりすることにしました。食事を済ませて談話室でくつろいでいると、『この小屋は食事が豪華で有名なのよ、自炊しないで小屋のご飯を食べればよかったのに』と話しかけられました。夕飯の写真を見せてもらうとショッキング!甘酢を絡めた唐揚げ、優しい味わいのおでんや、ツルツルの茶蕎麦、なんと富山名物の昆布〆のお刺身まで!!(召し上がった方の感想です)これが山小屋ご飯ですか!?アルファ米食べてる場合じゃなかった…ここは北アルプスの北端エリア、正直めったに来れる場所ではないのに、やっちまいました。ちなみにテント宿泊者でも予約をすれば、夕食朝食をお願いすることが可能だそうです。

下山後のご褒美♪三種の泉質が楽しめる秘湯へ駆け降りる!
 迎えた最終日、標高が下がり樹林帯が長いので早立ちします。涼しいうちに距離を稼ぎ、下山後の温泉でゆっくりバスを待つ計画です。小屋を出発して1時間、北アルプス2000m級 最北端 朝日岳踏破。これで心置きなく下山開始。ここからは6時間以上ほとんど下りです。体力は使いませんが滑りやすいので注意して歩きます。もう頭の中は温泉!温泉!おんせーーーん!!

久しぶりのシャンプーに幸福感♪ 秘境の野天三昧でフィナーレ!
 山の秘湯蓮華温泉ロッジに到着~!お疲れ様でした。小屋の中にある内湯は、シャンプーや石鹸が使えますのでさっぱりしますよ!この温泉の大醍味は4つの野天風呂。天気が良ければ北アルプスの山々が望めます。野天は混浴で脱衣所がないので水着は必須。十分体を癒したら、食堂で生ビールを頼んでとりあえず乾杯♪15時25分発のバスに間に合うように楽しみましょう

 如何でしたでしょうか?秘湯とグルメを楽しむ大満足の縦走プラン。登山自体も楽しみながら、他の目的もあると連泊で歩く甲斐がありますよね!日帰りメインの人や、今年は北アルプスに挑戦したいと思っている人に参考にしていただければ嬉しいです!

コロンビアのレインウェアレビュー
 それではウェアレビューです!今回はマウンテンズアーコーリングIIウィメンズジャケットを試させていただきました。春夏物のウェアの中ではハイスペックモデル、鮮やかな配色で超目立ちます。
運よく(?)雨が降ってくれたおかげでレビューが書けるー!と思ったのですが、かなりの悪天候になってしまい、商品テストにはかなり厳しい環境で使うことになりました。

 初日は土砂降りで、写真の通り登山道は沢状態。足の甲が沈むほどの水深があり、沢も増水して正直帰りたかったです(笑)透湿素材は外気と内側の“温度差”や“湿度差”で内側の水蒸気を外に逃がす構造ですが、今回は気温が高く、標高が低い樹林帯で無風のため汗をかいていました。しかし、土砂降りのためにベンチレーションを積極的に開けることができず、防水性は完璧なのに、透湿効果が十分に発揮されず、自分の汗で服が濡れてしまいました。
 一転して翌日は冷たい強風が吹き付ける稜線歩き。この時は確かな防風性を発揮してくれました!この日は行動中、ずっとジャケットを着ることになるのですが、運動量があがっても全く蒸れることなく、見事に透湿性が発揮されており快適!4日間歩いてみて、頼れるジャケットだったなという印象です。こちらは春夏モデルですがハイスペックなので、標高が低い時はもう少し薄手の物でいいかな?という印象でした。

縦走時におすすめの雨対策 4か条!
今回とっても天気が荒れたので、やってよかった雨対策をご案内します!

①当たり前だけれど、まずは信頼できるレインウェアを持つこと
ジャケット・パンツはもちろんマストですが、防水性防風性のある手袋も必要。私は持っていきませんが、ゲイターはぬかるんでいる場所を歩くときに安心。でも、どんな性能の良いものを身に着けていても濡れるときは濡れます(笑)

②大切なのは濡れてしまってからのこと。すべての衣類をリカバリーに回せるようにしてお
 下山後の着替えはリラックスウェアを持ちたいところですが、縦走の時はすべて山ウェアの予備にしています。実はこれ、苦い体験から…縦走中雨に降られ、手持ちの山用靴下がすべて濡れてしまった事がありました。そんなときに限って、下山後の着替え用靴下は薄~いくるぶし丈ソックス…仕方なく、翌日も濡れた靴下を履いて行動しました。そんな辛い失敗に基づいたマイルールです。下着、Tシャツ、インナー類もすべて山用で持ちます。着替えを入れる袋は防水のスタッフバッグがマストです。

③一番辛いのは翌日に濡れた靴を履く事、防水ソックスで快適に
 1日目の出発時に『今日は大雨なので増水している箇所があるかも?』と履いておきました。結果大正解です。防水透湿の靴であっても、レインパンツ・ゲイターがあっても、濡れるときは濡れます。なので濡れた場合どうするかがポイント。縦走の場合、翌日以降も同じ靴を履き続けなくてはなりません。靴擦れを起こし歩けなくなる危険もあります。その時の救世主は防水ソックス!靴の中に水が溜まるくらい浸水しても、靴下の中はドライな状態をキープできます。

④細引き&安全ピンが便利すぎる
 今回濡れモノを干すときに大活躍でした。安全ピンは靴下や手袋など、紐に掛けているだけだと落っこちやすいものを干すときに便利。洗濯バサミを持つのはかさばるけど、安全ピンなら軽くて小さいです。また、翌日濡れたものをザックにしまうのは気持ちがいいものではありませんが、晴れていればザックのループに安全ピンで引っ掛けて、歩きながら乾かすことがでます。カラビナを使うときもありますが、改めて持て行く必要はなく、探せば荷物のどこかに必ずあるので便利です。

せっかくの休日、楽しみにしていた山旅。晴れるに越したことはないですが、季節関係なく山の天気は変わりやすいものです。安全に降りてくるためにも雨対策はバッチリして出かけたいですね!
以上 レインウェアレビューと縦走時におすすめの雨対策 4か条でした!



【ライタープロフィール】アウトドアクリエイター まつだ ともえ
ギアの企画デザイン、グラフィックなどアウトドアに関する物づくりに携わっている。趣味はアニメ鑑賞、トレッキング、ダイビング、スノーボードなど。ロングトレイルでは、北アルプス縦走(6泊7日)や塩の道トレイル(3泊4日)などの経験も。

【インフォメーション】Fm yokohama(84.7) 土曜朝5時~8時放送「The Burn」のアウトドア女子部メンバーとして出演中。次回5月28日(土)6時15分頃から
The Burn | Fm yokohama 84.7 (FMヨコハマ)

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2016/08/09


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