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気鋭のプロフェッショナルアングラーに訊く、確かな釣果を得るための秘訣。│ブランドブック 2017SS 伊藤巧インタビュー

2017/05/01

コロンビア ブランドブック2017春夏』よりプロアングラー伊藤巧さんのインタビュー記事をご紹介します。
※インタビュー内容は2016年に行ったものです。


2年越しでキャッチしたはじめてのバスの重み。

 バスフィッシングをはじめたのは小学校低学年。もちろん道具なんてほとんど持っていませんし、どうやって釣ったらいいのかなんてわからず手探りの状態。父親に霞ヶ浦に連れて行ってもらったり、ときには自転車で片道3時間かけてポイントに行ったりという日々。まったく釣れないので、ただルアーを投げて楽しんでいるという感じでした。
 あるとき、バズベイトという水面をガシャガシャ泳がせるルアーを引いていたとき、突然水面が割れてバスが襲いかかってきたんです。無我夢中でリールを巻いて、気付いたら岸まで引き上げていて…。バスフィッシングをはじめて2年、ようやく掴んだ1尾でした。今思えばタックルのセッティングも間違っていて、よく釣れたなあというのが正直なところですね。

 コンスタントに釣果を上げられるようになって気付いたのが、大切なのはテクニックだけではなく「自然を感じ取る」ということ。環境を肌で感じて、バスが潜むポイントを見つけ出す。さらにコンディションを見極め、バスの状況を読み取る。例えば、夏場の湿気の多い日にはカゲロウが飛ぶのですが、虫特有の油の匂いがするんです。もしカゲロウが夜中のうちに出て朝にはいなくなっていても、その匂いを感じ取ることができれば、湿度が高かったんだということがわかります。些細な自然の変化を見極めることがバスフィッシングでは重要なんです。キャスティングやルアーの操作は、その先のことなんです。


灼熱の太陽の下でも、最高のパフォーマンスを支えてくれるウェアがある。

 自然を感じ取る感覚に加え、タフなフィールドで集中力を切らさずにパフォーマンスをキープできる装備もプロアングラーには必須。ものすごく暑い日もあれば大雨の日もあるし、雪の日もある。時には、朝4時から夜の7時まで、一日中ロッドを振らなくてはなりません。日差しは体力を消耗させます。
 僕がコロンビアとコラボレーションしてデザインされたスウィムバンリザーブロングスリーブフーディー(PM1330)は、オムニフリーズゼロ素材を使用しているので、フードをかぶった状態でもしっかりと体温を下げてくれます。今やそれ以外の選択肢はありえないというくらいの必需品。強い太陽の下でも、釣りに集中できるのは大きな助けになっていますね。トレードマークの「ひまわり」は、「伊藤巧」というひとりのバスプロとしてのアイデンティティが込められたアイコン。周りの人たちからは僕の明るいキャラクターに合っていると評判です。

 今年は「利根川バスクラブ2016」の年間チャンピオンを初獲得したのですが、その大きな要因は、オリジナルのウェアに支えられ、より自然と一体になれたからだと思っています。実は、昨年よりも利根川に釣りに出かけるチャンスは劇的に減ったんです。一方で関西や九州などの全国のフィールドに釣りに行く機会は増えました。そんな「見知らぬフィールド」では、水中の地形はもちろんバスの食性もわからない。常にゼロの状態からの釣りは、環境の見極め、現場での判断力を鍛えてくれました。結果、どんな環境でも確実に釣果を残すことができ、「利根川バスクラブ2016」王者へとつながっていったのだと思います。あらゆる変化に気付き、正しいアプローチを実践し、確信をもって誰よりも早く釣れるポイントにたどり着くこと。これこそが勝因だったと振り返っています。

 『ルアーマガジン』の人気企画『陸王』で優勝したのは大きな自信。はじめてのフィールドで練習はたった2日間。短い時間のなかで3人のトッププロと戦い、優勝。これまで自分がやってきたことは間違っていなかったと確信した大きな出来事です。
 これからは、もっと全国のフィールドで実績を残していきたいですね。そして2020年くらいには本場アメリカの大会に参戦したいと思っています。やはりアメリカはバスフィッシングの原点であり、試合も盛んに行われている聖地。「B.A.S.S.」という伝統的なトーナメントがあるのですが、いつかは環境を整えて参戦したいです。
 ここ数年でプロとしての認知も広まり、めまぐるしく環境が変わってきました。僕自身、バスプロとしてのキャリアは今やっとスタートラインに立てたかなというくらい。狙いどおりに釣れることもあれば、まったく空振りに終わることもある。まだまだ追求していきたい。そして、これまでたくさんのバスを釣り上げてきましたが、どの魚もオンリーワン。はじめて釣ったバスと同じくらい価値があると思っています。あのときの感覚が今もつづいているんです。

伊藤巧 TAKUMI ITO
プロフェッショナルアングラー/1987年3月29日生まれ。千葉県出身。プロフィッシャーマン田辺哲男仕込みの理論に基づき、広い視野でエリアを見分ける、現在、注目度ナンバー1の若手バスアングラー。TBCやH-1GPXに参戦し、TBC2016AOY、H-1GPXでは2011、2015年AOYを獲得。ルアーマガジンの人気企画「陸王」では2016年優勝。ボート、オカッパリを問わず、活躍の場を広げている。


伊藤巧モデルも注目のコロンビアフィッシングライン“PFG”の2017年モデルが出揃いました!

2017/05/01


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