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「絵で壁を越える」ペインティングアーティスト ミヤザキケンスケ│Columbia User's File

2017/12/20

アウトドアフィールドで活動するコロンビアユーザを紹介する「Columbia User’s File」。今回は、屋外でのペイントイベントに数多く出演しているペインティングアーティストのミヤザキケンスケさん。各地の人々と一緒に絵をつくりあげていくワークショップスタイルを得意とする彼の活動範囲は国内にとどまらず、ウクライナやケニアなど世界を舞台にした「Over the Wall 世界壁画プロジェクト」を推進するプロジェクトリーダーでもあります。



  --ミヤザキさんとコロンビアの縁を感じたのは、今年の4月に松屋銀座と阪神梅田本店で行われたポートランドをテーマにした特設イベントにて、ポートランドに拠点を置くコロンビアもブース出店しておりましたが、成田空港から唯一の直行便を運航しているデルタ航空のブースにミヤザキさんの大きな絵が飾られていました。

2017 │ ポートランドフェア デルタ航空ブース

デルタ航空さんとは2015年に東京ビッグサイトで行われた「Tourism EXPO Japan」のデルタ航空さんのブースで絵を描かせていただいてからのお付き合いになります。ハワイやポートランドをテーマにした絵など、これまで5回ご一緒させていただきました。

  --松屋銀座の絵はポートランドに行きたくなるような素敵な仕上がりでしたが、実際にポートランドには行かれたのですか?
いや行ったことはなくて(笑)。資料をいただいて想像しながら描きました。でもポートランドの資料を見たり、話を聞いているうちに行きたくなってしまったので、近いうちに旅行で行こうと考えています。


  --ウェブサイトを拝見すると、今年はウクライナで壁画プロジェクトを行われていますね。
壁画プロジェクトはウクライナで三カ国目になります。最初はケニア。日本とケニアをつなぐ活動として、ナイロビのスラム街にある小学校に壁画を描きに行きました。そこでの経験が今の僕の、現地の人々と一緒に絵を作り上げていくスタイルに繋がっています。

2017 │ ウクライナ壁画プロジェクト

かつて出演した『あいのり』※1でフィリピンの孤児院で龍の絵を描き、子供達にとても喜んでもらった経験があったので、ケニアでも同じように喜んでもらえると思い、小学校の壁に大きな龍の絵を描きました。でもフィリピンでの思い出とは違い、ナイロビの子供達は僕の描いた龍を怖がり、登校拒否をする子までいました。滞在2週間のうち、10日間を龍の絵に費やしてしまった僕は、すぐに龍の絵を消し、子供たちがリクエストしてくれたバオバブの木やライオンを、時間が足りないので子供たちに手伝ってもらいながら描きあげました。結果的には、現地のみなさんにとても喜んでもらえて。僕にとってのターニングポイントとなった出来事でしたね。

2006,2010 │ ケニア壁画プロジェクト

それまで、アーティストは自分の内から出る想いを一人で創っていくものだと考えていた僕は、このケニアでの体験を機に、皆で一緒に創り上げていくスタイルに出会い、世界各国の人々と一緒に絵を描いていく『Over the Wallプロジェクト』※2に繋がっています。

2016 │ 東ティモール壁画プロジェクト

※1 フジテレビ系列にて1999年~2009年放送されていた恋愛バラエティ番組。ミヤザキケンスケさんは、『宮ケン」の名前で参加していました。
※2 ウェブサイト( http://world-mural-project.com/ )をご覧ください。

  --今回、アウトドアで活動するプロフェッショナルということで、コロンビアの防水シューズと防水シューズを使っていただきましたが、いかがでしたか。

ミヤザキケンスケさん使用のロックン トレイナー ロウ アウトドライ

絵を描く時って筆を洗ったりと、結構水場で作業することが多くて、靴の中まで濡れる事は当たり前でした。それにすぐ汚れてしまうので(防水でない)安いシューズを使っていたんですが、今回、アウトドライのシューズを履いて活動してみて、シューズの中が濡れない有難さを痛感。快適な分、絵に集中できるので、これはホント素晴らしかったですね。

ミヤザキさんが絵を描きこんだアウトドライEXエコインシュレーテッドシェルを着用

  --ジャケットのアウトドライEXエコインシュレーテッドシェルには白いジャケットという事で、ミヤザキさんに絵を描いてイベント時にも着用いただきました。
11月の川口でのイベントで使わせてもらいました。寒い時期の体育館でのイベントだったので、中綿入りのこのジャケットは助かりました。ジャケットに関しても汚れる事が前提なので、安くて買い替えしやすい上着を選んで、人からどう見られるかはあまり気にしていませんでした。でも今回、僕がよく使うキービジュアルを描いたジャケットで着用してイベントに臨んだところ、子供たちの反応が全然違う。「カッコいい!」って多くの子供達に言ってもらいとても盛り上がりました。人前でパフォーマンスをする仕事でもあるので、これは新しい発見というか、ヒーローになった気分でしたね(笑)

  --ジャケットに描かれた絵のキービジュアルっていうのは?
「SUPER HAPPY」というのが僕のアーティストとしてのコンセプトとしているのですが、簡単に言うと花咲か爺さんですね。「何にもない壁に花を咲かせましょう」と多くの花を、SUPER HAPPYを世界中に届けたいという想いを、空から降ってくるギフトボックスに込めました。

ジャケット背面にミヤザキケンスケ氏が多く描いている花と空から降ってくるギフトボックスが描かれています。

  --最後に今後の活動について教えてください。
人と人を繋ぐ事がアートの役割じゃないかなと、僕自身考えているところがあって。これまで「Over the Wall 世界壁画プロジェクト」で行った国々も紛争や貧困など、それぞれの地域で困難を抱えてている人に何が出来るかを考えての活動でした。来年はエクアドルでの壁画プロジェクトです。女性刑務所で受刑者の人達と絵を描く計画が進んでいます。僕のウェブサイトやブログに随時情報をアップしていますので、僕やプロジェクトの話に興味を持っていただいた方に是非ご覧になっていただければと思います。

ウクライナでの活動はポロシェンコ大統領が「友好のシンボル」と評され話題に。[Facebook]Kensuke Miyazakiより

  --本日はありがとうございました。引き続き、今後の活躍を応援しています。

プロフィール:ミヤザキケンスケ
1978年佐賀市生まれ。筑波大学修士課程芸術研究科を修了後、ロンドンへ渡りアート制作を開始。Supper Happyをテーマに、見た瞬間に幸せになれる作品制作をしている。
2006年から行っているケニア壁画プロジェクトでは100万人が住むといわれるキベラスラムの学校に壁画を描き、現地の人々と共同で作品制作するスタイルが注目される。現在世界中で壁画を残す活動「 Over the Wall 」を主催し、2016年は東ティモールの国立病院へ壁画を制作。2017年はUNHCR協力のもと、ウクライナのマリウポリ市に国内難民のための壁画を制作した。

ミヤザキケンスケさんの最新情報は、公式ウェブサイト「Miyazakingdom」をチェックください。

2017/12/20

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