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紺碧の空と稜線の美しさにシエラの心を感じる(後篇)

投稿日:
2013.06.14

PCT(パシフィック・クレスト・トレイル)の中でも絶景が続くシエラ。標高が上がるにつれて道の険しさが増すこの地区は、食料確保のために街へ向かうエスケープルート(下山路)の検討が重要。ただ、街との往復で峠を越える度に現れる広大な景色にも進む楽しさがある。

コースから離れて険しい補給ルートを慎重に下る

補給のために標高が高いエリアから街へ行く際には、大きな岩が転がる下山ルートを慎重に進む冷静さが求められる。疲労も蓄積しているだけに、自分の足に合ったフットギアを信じて前に進む。

補給を控えて山を下る心の余裕から、湖を前に自然と笑みが浮かぶ

乾燥した地域だが途中の谷には湖や森が広がる。ハイカーはなぜか水場を目の前にするとホッとしてテンションが上がってしまうので笑顔で記念撮影!

荒野の先に街が・・・見えない(笑)

日も傾きはじめ、ようやく街がある平原が見えてくる。ここまでくれば待望の補給ポイントまであともう少し。ただ、さすがアメリカ。山を下ったらすぐに街が迎えてくれるほど甘くない。

平地の道路まで降りたら、後は運次第で♪

トレイルを離れ、街に向かう際には整備された道路を歩くことも多い。車のほとんど走らない一本道を街に向けて進む。運が良ければ、ハイカーを温かく迎える街の人達が声を掛けて車で目的地まで送ってくれることも。大自然から街に戻った時に会う人とのふれあいも、トレイルの醍醐味の一つ。

街の目的地(補給ポイント)、それは郵便局!

ハイカーはあらかじめどの街に降りるか決めておくことが多い。そして街の郵便局では、留め置きしていた必要な物資を受け取り不必要になったギアを送り返す。もちろん旅の感動を大切な人に手紙で伝えることも!

乾燥の大地に広がる濃い空を見ながら、再びトレイルに戻る

シエラとはスペイン語で「山脈・ノコギリ」という意味。ノコギリの歯の様な稜線のギザギザが西海岸の澄んだ青空を切り開いていく・・・。道中で立ち止まり目を閉じて、PCTが美しい道と言われる理由を心で感じ取りながら先へ進む。

その他のレポート写真
閑散とした街だがホテルやスーパーは存在し、ハイカーを喜ばせるには十分。
ここはハイカーやクライマーが必ず立ち寄るショップらしい。小さな町のショップだが驚くほど豊富な品ぞろえ!
今回は登れなかったMt.ホイットニー。この山はジョンミュアトレイルの起点(終点)でもあり、北米大陸で一番の高さを誇る(4011m)。
乾いた地域では、水辺が心を和ませてくれる。
トレイルでは、「人と馬はOK!自転車や犬はNG!」がルール。
稜線の美しさに心を奪われる。
つかの間の休息を済ませ、再びトレイルに戻っていく。まずは峠を越えて!

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