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<連載 vol.4> yamajoshi(ヤマジョシ)の登山レポ
『テント泊で夏山満喫!中央アルプス木曽駒ヶ岳~将棊頭山』

日程:
2014.8.19~2014.8.20
投稿日:
2014.10.03

天候不順が続いた今年の夏。天気予報に晴れマークが並ぶのを待って、中央アルプスへテント泊登山に出かけました。 今回訪れた木曽駒ヶ岳はアクセスの良さから日帰り登山をされることが多いですが、テントで1泊することによって、よりじっくりと山に向き合うことができました!


レポート by yamajoshi

登山初日。千畳敷カールの景色は・・・なんと真っ白!

菅の台バスセンターからバスとロープウェイを乗り継いでたどり着いた、標高約2600mの千畳敷カール。
天気予報では晴れるとのことでしたが、残念ながら辺りは霧で真っ白でした。
小雨も舞っていたので、雨の装備を整えてから歩きはじめます。

霧の中、テント場を目指して進みます

急な八丁坂を登り切って乗越浄土へとたどり着きましたが、やはり辺りは真っ白です・・・。
休憩はせず、そのまま木曽駒ヶ岳の頂上直下にある「頂上山荘」のテント場を目指して進んでいきました。

ただのんびりと過ごすのも、テント泊の楽しみのひとつ

登山開始から1時間半でテント場に到着し、早速テントを設営しました。
この天気の中を無理して頂上に向かう必要はないので、そのままテントでゆっくり過ごしました。
フライシートに当たる雨の音をBGMにお昼寝をしたり、霧が晴れるのを待ちながらお茶を飲んだり。これがとっても楽しいのです。

翌朝、天気は回復傾向に。

朝4時半過ぎに目を覚ましてテントから顔を出すと、雲の合間に素晴らしい朝焼けを望むことができました。
今日はいい天気になりそう!朝陽を浴びてオレンジ色に染まったチーズトーストを頬張りながら、この日の登山計画と装備を再チェックします。

木曽駒ヶ岳の頂上は、霧で幻想的な雰囲気。

サブザックに必要な装備をまとめてテントを出発。昨日より荷物が少ないので、岩だらけの登山道も足取り軽く登ることができました。
そして、木曽駒ヶ岳の頂上に到着!霧に覆われたり、青空がのぞいたりとめまぐるしく変わっていく空模様の中、生まれて初めてブロッケン現象を見ることもできました!

霧が晴れた!いざ縦走路へ

天気が回復しなければこのまま下山する予定でしたが、霧はどんどん薄くなっていきました。
「晴れそうだ、先へ進もう!」と縦走路へ足を踏み出した時、幕がさぁっと開くように霧が晴れて、前方の美しい景色がくっきりと姿を現しました!
山の神様に「ありがとう」と言わずにはいられない瞬間でした。

高山植物たちも、青空に大喜び!

いよいよ、夏山らしい景色の中での登山が始まりました!
足下では沢山のチングルマたちが一斉に太陽に向かい、雨に濡れた自慢の綿毛(実)を乾かしていました。早くふわふわに戻ってね!

緑も岩も花も輝く、ワクワクの止まらない稜線歩き

青い空とまぶしい太陽の下、山の緑はますます濃くなり、その合間にごつごつと突き出した花崗岩はいっそう白く輝き始めました。昨日もし日帰りをしていたら、見ることのできなかった景色です。
「これから、この稜線をずっと歩いていくんだ」と思うと、ワクワクが止まりません。

将棊頭山の頂上から、絶景を楽しみます

大きな岩がゴロゴロしていたり、道が崩れやすかったりして歩きにくいところもありましたが、あまりにも景色が素晴らしかったので、とても楽しく幸せな気分で進んでいくことができました。
そして、標高2730mの将棊頭山に登頂!誰もいない頂上で、歓声を上げながら絶景をぐるりと見渡しました。

昨日は真っ白だった千畳敷カールが、今日はくっきり!

将棊頭山からテント場まで戻り、荷物を片付けて下山開始。途中から霧が濃くなってきましたが、幸運なことに千畳敷カールはまだ晴れていました!
乗越浄土から見下ろすと、千畳敷カールだけでなく麓の街もくっきり。高度感のある素晴らしい景色を楽しむことができました。

「雲の上の世界」は、こんなに美しいところでした

急な八丁坂は他の登山者さんたちと道を譲り合いながら、ゆっくりと下りました。
最後に遊歩道をぐるっと回って、剣ヶ池からの景色を見上げました。
ここは、私が登山を始めるきっかけになった場所です。美しい「雲の上の世界」の景色を再び目にしっかりと焼き付けて、私は街へと戻ったのでした。

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その他のレポート写真
初日の千畳敷カールにて。霧の中、道端の花たちに心癒されました。
岩ゴロゴロの八丁坂。気をつけてゆっくり登ります。
頂上山荘のテント場は風よけのある平坦な砂地にテントを設営でき、トイレもキレイなのでテント泊初心者さんも利用しやすいところです。
夕食にスタミナ満点の焼き肉丼を食べて翌日に備えます。
岩陰で雨に濡れる、小さな花たち。
将棊頭山へ向かう稜線から。水墨画のような山並みが美しいです。
富士山も頭を出してくれました!
将棊頭山からテント場へ戻る途中、前方には木曽駒ヶ岳や中岳方面の雄大な景色が。
突然ハイマツから飛び出してきた鳥の雛。驚かせてごめんね。
晴れていれば、テントからはこんな青空が見えます。もう1泊したい!
テント場から中岳へ登る急坂は、重い荷物がずっしりこたえます。
千畳敷カールは一面のお花畑でした。

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