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<連載 vol.7> yamajoshi(ヤマジョシ)の登山レポ
『天城分水嶺を辿る、天城山~達磨山のロングトレイル!』

日程:
2014.11.14~2014.11.16
投稿日:
2014.12.17

天城縦走路と伊豆山稜線歩道をつなぐ、総延長約53kmの天城分水嶺トレイル。今回は寄り道しながらこのトレイルの大部分を辿り、天城山~達磨山を3日かけて歩きました。
体力だけでなく登山の総合力も求められるロングコースでしたが、ブナの森から笹の稜線へと続く道の美しさに感動の毎日でした。


レポート by yamajoshi

初日は天城山を縦走。美しい森の中を進みます。

まずは天城高原の登山口を出発し、天城山の万二郎岳と万三郎岳に登頂してから八丁池へ向かいました。
時折見晴らしの良い場所に出ながら、美しい森の中をひたすら西へと進んでいきます。
途中に現れたアセビのトンネルは、まるで秘密の世界への入り口のよう。

ちょっと寄り道して、皮子平の大ブナと対面!

万三郎岳からさらに進むこと約1時間。戸塚峠までやってきたところで、いったん縦走路を外れて皮子平方面へ足を伸ばしました。
厚く積もった落ち葉を踏み分けながら下っていくと、天城最大級と言われる大ブナが。そのどっしりとした立ち姿に圧倒されました。黄葉が青空に映えて、とてもキレイです!

八丁池でのどかな雰囲気を味わい、水生地下から温泉宿へ。

登山口から5時間以上かけてようやくたどり着いた八丁池は、予想以上に大きくて美しい池でした。辺りは広場のようになっていて、とってものどかな雰囲気です。
素晴らしい景色を堪能した後は、天城縦走路を離れて水生地下バス停へ下り、この日は温泉宿に泊まってゆっくりと疲れを癒したのでした。

2日目は、天城峠から仁科峠までの静かなトレイル。

天城峠から先は、人のほとんどいない静かな森の中を進みます。
アップダウンが少なくて快適ですが、落ち葉で踏み跡が消えていたり、細い道が崩れやすい斜面につけられていたりと、注意の必要な箇所が多くありました。
見晴らしの良い場所からは、なんと富士山が!思わぬ出会いに胸がおどりました。

ブナの巨木が立ち並ぶ、素晴らしい森。

この日のトレイル上にも、驚くほど巨大なブナが無数に立ち並んでいました。青空に大きく枝を広げるその姿を見上げながら、彼らが生きてきた長い年月に思いを馳せます。
こんなに美しい森を歩かせてもらえるなんて・・・感動が止まりません!

2日目の目的地、仁科峠で目にした美しい景色。

いくつもの峠と山を越え、ようやく仁科峠までたどり着きました!
峠の直前で景色が大きくひらけ、明日歩く予定の稜線と、その向こうに聳える富士山を見渡すことができました。
その美しさに見とれながらも、思わず「明日はアップダウンが多そうだなぁ・・・」とつぶやいてしまいました。(笑)

海に沈む夕日を眺めて、2日目が終了。

無事にこの日の宿までたどり着き、夕日が海に沈んでいく様子をのんびりと眺めました。
初日も2日目も、下山後に美味しい名物料理を頂き、地元の方々から色々なお話を伺いました。「山旅」の魅力は山の中だけではなく、こうしたところにもあるのだと改めて感じました。

最終日は、仁科峠から達磨山までの稜線歩き。

いよいよ最終日、準備を整えて朝早く仁科峠を出発!
笹の稜線は大きく開け、これから歩く道を遥か遠くまで見通すことができました。
なんて気持ちがいい道なんだろう!気分があがり、足が先へ先へと進みます。

富士山に励まされながら進む、アップダウンの道。

この日は時々舗装道路歩きを挟みながら、いくつもの峠やピークを越えていくという、アップダウンがとても多い道でした。
息が上がりそうなとき、ふと目線を上げると、朝から雲が多くて姿の見えなかった富士山が顔を出してくれました!
富士山に「頑張って」と励まされているような気がして、なんだか元気が湧いてきましたよー!

達磨山の頂上に無事到着!疲れもピークに達します・・・

多くの登山者さんで賑わう頂上からは、残念ながら富士山は雲に隠れて見えませんでした。
この先には急な下り坂と、小達磨山への登り坂が待っています。
「あと少し、頑張ろう!」と気合を入れ、一歩ずつ確実に進んでいきました。

ついにたどり着いた、最終目的地のレストハウス!

最後は疲れて足が重くなりましたが、無事にだるま山レストハウスまでたどり着くことができました!
レストランで名物料理を頂きながら、今回の山行を振り返りました。

美しい森や素晴らしい景色、温かい人々との出会い。ただ山頂を目指すのではない、「山旅」の魅力を再発見した3日間でした。

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その他のレポート写真
今回のコース中、最高地点の万三郎岳(1日目)
開けた場所では海が臨めました。(1日目)
ブナやヒメシャラの幹肌が美しい森(1日目)
有名な旧天城トンネルにちょっと立ち寄り。(2日目)
崩れやすく細い道は注意が必要!(2日目)
落ち葉のベッドにふわふわの苔!(2日目)
ブナの巨木が立ち並ぶ森に感動!(2日目)
猫越岳頂上近くの池(2日目)
しばらく森の中も歩きます。(3日目)
笹の斜面越しに戸田港を見下ろす。(3日目)
森がまるでトンネルのよう!(3日目)
最後に富士山が顔を出してくれました!(3日目)

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