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山と音楽と

レミオロメンとしてデビュー以来、現在はソロとして精力的に活動中の藤巻亮太。近年、登山に魅せられ、旅の"視線"を記録した写真集『Sightlines』も発表。山は彼の音楽に何を与えたのだろうか。

初めての登山は富士山で、30歳になる前の年でした。次が八ヶ岳、そしていきなりヒマラヤだったんです。標高5,000m以上の高地に約1週間滞在して、ひたすら歩きました。

その時期、ミュージシャンとして迷いを感じていたんです。デビューしてすぐヒットにも恵まれて、曲を書き、アルバムを作って、ツアーというサイクルの中に入っていった。20代をすごいスピードで駆け抜けて、自分が何をやりたいのかわからなくなってしまって。でも、だから山に登ろうと思ったわけではなくて、まったく偶然の引き合わせだったんですけど。

標高5,000mというと、命の極限の場所なんですよね。そういう場所で、ダイレクトに地球のエネルギーを感じて、浄化されていくような感覚がありました。枠にとらわれて、こうでなくてはいけない、という気持ちから解放されたんでしょうね。好きなことを好きなように歌えばいいじゃないか、と思えるようになっていきました。曲作りに直接影響するというより、意識のあり方や世界の見え方が大きく変わりましたね。

その後、アフリカなど世界の山々に行きましたが、僕なんかが気軽に行くべきじゃない山の危険さはよくわかっているつもりです。山へ挑戦するというよりも、身の丈にあった登山を楽しめればいいんです。

今後は、南米、それからオレゴンにもぜひ行ってみたいですね。でもこれまでずいぶん気ままにやらせてもらってきて、ようやく3月には2ndアルバムを出すし、ツアーもありますので、しばらくはおあずけですかね。

Q.あなたにとって山とは?

藤卷亮太

ソ口1stアルバム『オオカミ青年』から3年半を経て、待望の 2ndアルバム『日日是好日』をリリース。 写真家として『Sightlines』も刊行し、マルチに広がる独自の活動が注目される。
www.fujimakiryota.jp

撮影:藤卷亮太(写真集『Sightlines』より)


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