
成田からシンガポールにてトランジット一泊。次の日、ネパールの首都・カトマンドゥに到着。先住民族ネワール族が築いてきた煌びやかな寺院や、活気溢れる市内を散見し、夜はティハールの祭りに遭遇。その後、カトマンドゥ盆地のキルティプル、ボダナートへ。そして、ヒマラヤの大峰が美しいナガルコット、バクタプルやドゥリケルなど、小さくも生の生活が息づく、村々を訪ね歩きながらテントを担いでトレッキングした。
カトマンドゥの喧噪を離れ東へ30qほどのドゥリケルにてヒマラヤの夕焼けを見た。テントを張っているとやがて白い山々が赤く染まってゆく。ここはいわゆるネワール寺院が点在するのみの小さい町だ。バグワティ寺院や、小さな市場、少し小高い丘にあるカーリー寺院を抜ければ、雄大なヒマラヤをそこには広がっていた。
ドゥリケルの丘の上。自分だけのビューポイントでキャンピング。目覚めた朝、気がつくと小さな家から子どもたちが手を振っていた。家に招てくれてお姉さんが熱いチャーイを振る舞ってくれた。こんな僕がもの珍しいのか家族総出でいろんな話しをしてくれた。家の外には小さなキッチンと畑があり、その先にはヒマラヤが。
シェルパ族のトレッキングガイド、サンカル。顔に幼さが残るが山の経験は豊富。トレッキングルートや寺院など観光客が行かない場所へも案内してくれる。ネパールは顔は似ていても言語、習慣、食べ物が異なる多くの民族が暮らすことも教えてくれた。「近いうちにエベレストに登りたい。小さい頃からの夢なんだ」と語った。
人より神の方が多いと言われるカトマンドゥ。訪れた際は「ククル・ティハール」の真っ最中。子どもたちは店の軒先でティハール・ダンスや歌を披露すると、店主からお菓子をもらえる。犬の首には花輪が掛けられ、夜通し爆竹が鳴り続ける。揺れる小さな炎が幻想的だった。
カトマンドゥから東へ6qほど。ネパール最大のストゥーパがあるボダナードへ到着。古来よりチベット仏教の中心地として栄えただけに、活気に溢れる。目に飛び込んでくるのはやはり巨大な仏塔。ぐるりと土産物やが取り囲む。しかし、4層構造の台座、100を超える仏像に祈りを捧げる巡礼者たちが、全国から集まってくるという。