【キャンプレポート】仲間と挑んだ2泊3日、定山渓・山×村キャンプで芽生えた「自分でできた」

自然の中で、自分の力に気づく2泊3日

2024年11月、コロンビアは札幌市と包括連携協定を締結しました。コロンビアがもつアウトドアの知見と、札幌市内および近郊の豊かな自然を生かし、地域の活性化と持続可能な世界都市づくりを目指す取り組みです。

その連携協定の一環として企画されているのが「Columbia OUTDOOR ACADEMY」。主にアウトドア初心者の大人や子どもを対象に、自然の中での一歩を後押しするプログラムとして、今年で2年目を迎えました。子ども向け企画としては「フィッシングキャンプ」に続き2回目となります。今回は、定山渓の自然の中で過ごす「山×村キャンプ」です。

概要

2026年8月9日〜11日の2泊3日、対象は小学3年生〜6年生。舞台は青少年山の家と定山渓自然の村。トレッキングや秘密基地づくり、薪割り、火起こしなど、盛りだくさんの内容に、参加者20名が挑みました。

Day1:保護者と離れ、仲間と出会う

会場に到着し受付を済ませる子どもたち。期待の一方で、少し心細さも見え隠れします。付き添いの保護者さんもどこか名残惜しそうな表情。しかし子どもたちはここでいったんお別れし、いよいよ2泊3日の山×村キャンプがスタートします。

5人ずつ4つのグループに分かれると、まずは自己紹介とグループ目標を自分たちで話し合って決定。最初のミッションは自在結びと、シューズのメンテナンス方法を学ぶことでした。

自在結びとは、ロープの長さや張り具合をあとから自由に調整できる結び方のこと。この日のあとに控える秘密基地づくりやタープ設営で支柱とロープを固定する場面で欠かせない、いわば「野外生活の基本の結び方」です。

シューズのメンテナンスは、中敷を外して溜まった砂を取り除くだけの作業。歩き続ける2泊3日を自分の足で乗り切るために、道具は自分で手入れするという習慣を身につけるのが狙いです。「自分の道具を自分で手入れする」という感覚は、子どもたちにとって大きな達成感につながっていたようです。

昼食前にはちょっとしたチームビルディングとして、ピンポン玉を使ったレール運びに挑戦。持ち寄った短いレールをつなぎ合わせ、みんなでピンポン玉を転がしてゴールまで運ぶ遊びで、声を掛け合いタイミングを合わせないと玉がすぐにレールから落ちてしまいます。この日初めて顔を合わせたばかりのメンバー同士が、自然と会話を交わすきっかけとなり、グループの輪が少しずつできあがっていきました。

午後からは、先ほど習得したばかりの自在結びを実践する、秘密基地づくりへ。自分たちで木とロープを組み合わせ、思い思いの基地を完成させていきます。

続いては火起こし体験。薪割りから火起こしまで、すべて自分たちの手で挑みます。なかなか火がつかず苦戦する場面もありましたが、やっとの思いで灯った炎で、焼いて食べるマシュマロは格別。多少焦げてしまってもお構いなしで、子どもたちの顔には自然と笑みがこぼれていました。

夕食と入浴を済ませたら、お待ちかねのナイトハイクです。空き缶で自作したオリジナルランタンを片手に、暗い夜道をゆっくりと散策。

その後は「ナイト・俳句」の時間として、それぞれが自分たちの秘密基地の中で、この日感じたことを言葉にしていきます。そして1日目の締めくくりとして、できあがった俳句をみんなの前で発表しました。

Day2:温泉街を舞台にした冒険トレッキング

2日目は秘密基地での朝食からスタート。前日よりもグループ内の結束が強まっているのが見て取れました。

この日のメインイベントは、定山渓温泉街近郊を舞台にした冒険トレッキングです。ルート上の各ポイントにはミッションが仕掛けられており、どこから向かうか、どのルートを辿るかもすべてグループ次第。地図を囲んで相談しながら、一歩ずつ歩みを進めていきます。

各グループ、道中のミッションを一つずつクリアしながら前進。途中、お土産屋さんで卵と温泉まんじゅうを手に入れ、近くの温泉で温泉卵づくりにも挑戦しました。足湯に浸かりながら味わう温泉卵は、冒険の疲れを癒してくれるご褒美に。

さらにコロンビアスタッフとの草相撲対決も勃発し、大いに盛り上がりました。

冒険を終えたあとは温泉でひと息。そして2日目の夕食であるBBQに向けて、今度は自分たちでタープの設営に挑みます。これまでの2日間で身につけたロープワークの経験が、ここで次々と生かされていきました。火起こしもすでに2回目とあって、子どもたちの手つきにも余裕が感じられます。

普段であれば、周りの大人たちが火をおこし、食材を焼いてくれているかもしれません。しかしこの日は、すべて自分たちの手でBBQを作り上げました。1日の締めくくりは、キャンプファイヤー。多少の疲れは見えつつも、炎を囲んでふたたび全員の心がひとつになる時間となりました。

Day3:森を歩き、成長を振り返る

最終日、3日目の朝食はキャンプの定番、ホットサンド。最後の冒険として、森の中を歩くトレッキングに出発です。野生動物の気配に注意を払いながら、静かな森を進んでいきます。

道中では、鹿がツノを研いだ跡が残る木に遭遇。そして別の木にはクマの爪痕もくっきりと残されており、子どもたちは動物たちの暮らしを肌で感じる貴重な体験となりました。

各グループ無事にトレッキングを完結させ、その爪痕の木の前で記念撮影。最後は、ピザ窯で焼き上げたピザを美味しくいただきました。

3日間の締めくくりに行われたのは、それぞれの振り返り。グループの中では意見がぶつかり合う場面もありましたが、そのたびに折り合いをつけながら前へ進んでいく子どもたちの姿は、とてもたくましく感じました。

おわりに

子ども向けの企画としては「フィッシングキャンプ」に続いて2回目となった今回の「山×村キャンプ」。

野外活動を通じて、子どもたちが「自分でできるようになったこと」は、わずか2泊3日の間にも着実に増えていきました。この3日間で積み重ねた小さな成功体験は、きっと子どもたちの大きな自信に繋がっていくはずです。

今後は子どもたちだけでなく、「親子キャンプ」のように親世代も一緒に巻き込んだ企画も検討していきたいと考えています。

アウトドアアカデミーでは札幌を中心に、主に初心者や子ども向けの企画をご用意しています。気になる方は開催スケジュールをぜひチェックしてみてください。

詳細はスケジュールはこちらから

CONTACT

お問い合わせ

コロンビアアウトドアアカデミー運営事務局
sapporo_columbia@outdooracademy.jp

札幌市 Columbia りんゆう観光 JOZANKEI Nature Village sapporo youth lodge SYAA