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地上3,000mのショールーム│マウンテンハードウェア山岳テント比較レビュー
2016/09/27
夏山シーズンも終わり、紅葉が楽しみな秋山シーズンになって来ましたね。コロンビアスタッフも夏山を楽しむべく南アルプスの最高峰 標高3,192mの北岳へ行ってきました。(※「てっぺんまで来ました!」標高2位 北岳編)
今回は、マウンテンハードウェアの2016年最新モデルのテント3張を担いで、フィールドテストをしてきました。テント場で3張テントが並ぶと、そこの空間だけマウンテンハードウェアのショールームのようです!
まずは、ゴーストスカイ2テント
メッシュボディの2ウォールテント。左右にそれぞれ入り口と前室があるので、2人で使う時でも出口を分けて使えます。夜中にトイレに行く時もパートナーをまたがずに出られので安心です。
前室が広く、2人で寝る時はそれぞれの全室に荷物が置けるので、室内を広く使えます。雨の日のバーナー調理にも便利です。
室内も広く2人で寝ても余裕があります。室内高99cmと高く、テント内で着替えもしやすいです。
※ちなみに男性スタッフ169cm、女性スタッフ155cm
重さもペグを抜いて、1.61kgと軽いです。ペグは行く場所によって調整していけば、軽量化にも繋がります。
付属ペグは、こんな形状です。
収納サイズは、以下の通りです。スタッフバッグに余裕があるので入れやすく、テントポールを別に収納すれば、さらにコンパクトにできます。
※ボトルの高さは約23cmです。
同シリーズで3人用のゴーストスカイ3テントもあります。
続いて、ハイロ2テント
部分的にシングルウォールとダブルウォールを使い分けたハイブリッド構造のテントです。
前室とその他3面にあるメッシュの通気窓部分はダブルウォール、ボディ中心部分がシングルウォールになっています。
シングルウォールテント設営の容易さはそのままに、弱点の結露を通気窓の換気で和らげてくれます。設営方法も吊り下げ方式なので、初めてテントを張る方にもオススメです。
初めから前室があるので、別売でキャノピーを購入する必要もありません。
2人で十分寝られる広さの室内に天井まで104cmと高さがあるので、開放感があり、他のテント同様、白い生地を使用しているので、自然な色味の光が気持ちいいです。
ちょっとしたアイディアですが、ポールが外に出ているので洗濯ばさみを持っていけば、濡れたものを干すときに便利です(笑)
テントペグ、収納サイズは以下の通り。
3人用のハイロ3テントも展開しています。
最後に、ゴーストUL1テント
マウンテンハードウェアで最軽量テント。とにかく軽く、ペグ抜きで751gと800gを切ります!
メッシュボディの2ウォールテントで、前室もあって荷物置きスペースも確保できます。 テント泊をはじめたいという女性には、是非オススメしたいテントです。
今回同行した女性スタッフもコア35に食料など一式詰めて10kgちょっとにまとめていました。
また、ウルトラライト志向でも「ツェルトではなくテントの快適さが欲しい」という方にもオススメです。
ペグ、収納サイズは以下の通り。
男性や荷物の多い方には、2人用のゴーストUL2テントもあります。
スタッフ個人的な見解ですが、各テントを比較してチャートにまとめてみました。
3張並べて撮影。青い空に白いフライシートが際立ちます。2日とも天気がよく、気持ちいいテント泊ができました。やっぱり稜線のテント泊はいいですね。
今回紹介しきれませんでしたが、この3張以外にも冬山用テントやキャンプ向けテントも用意しています。
まだまだテン泊縦走にはちょうどいい時期。お気に入りのテントを見つけて、紅葉の秋山を楽しんで下さい!
マウンテンハードウェア公式サイト
2016/09/27