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【テストランナーレポート】バハダIII │ バハダIIとの違い&経ヶ岳バーティカルリミット

2018/05/29

コロンビア モントレイルの今年の春夏の新作トレランシューズの発売にあわせて募集した「新作トレランシューズテストランナー募集」のテストランナーレポート第三弾も第二弾に引き続きバハダIII。多くの方が愛用しているだけに履き手(足?)が違えば、インプレッションも変わってきます。今回は旧モデル(バハダII)も愛用いただいている愛知県在住の磯谷さんに旧モデルとの違いや、経ヶ岳バーティカルリミットの使用レビューレポートをしていただきました。


【はじめに】
「新作トレランシューズテストランナー募集」に当選させていただき、ありがとうございます。当選の報を受け、他の方のレポートを拝見したところ、ガチランナーばかりじゃないですか!私のようなポンコツランナーではおこがましいのでは?と不安を覚えつつも、並のランナーのレポートの方が実感が湧く人もいるはずだ!という強い気持ちに切り換え、謹んで受けさせていただくことにしました。ガチランナーの方は「戻る」ボタンで前のページにお戻りください(笑)。

【自己紹介】
47歳会社員、土木工事の施工管理の仕事をしています(一応技術者です)。運動履歴は中学高校のハンドボールと草野球のみで陸上競技の経験はありません。
40代前半の頃、友人に地元のマラソン大会に誘われて走ってみたものの、1年の内走るのは大会の日だけ(爆)というおおよそランナーと呼べない人間でした。数年の後、走り始めた妻に引っ張られる形で継続して走るようになり、何とかフルマラソンを完走できるようになりました。ラン歴4年目。月間走行距離は100~150kmほどで、ロード8割トレイル2割くらいの比率で走っています。
長距離を走ると右足に腸脛靭帯炎が降臨するため、シューズ選びは財布よりも膝と相談して決めています。

【デザイン】
自宅に届いたのはBrightGreen,BlueMagicという色のバハダⅢ。緑好きの私にはたまらないカラーリングです。「トレッキングシューズです」と言われれば「そらそうよ」と答えてしまいそうですなナチュラルカラーです。比較的派手なデザインが多いトレランシューズの中にあっては物足らない人もいるかもしれませんね(あ、別の色選べばいいのか)。

左が今回テストするバハダⅢ、右が既にお世話になっているバハダⅡ

紐はⅡの丸紐から平紐に変わっています。個人的には平紐の方が解けにくそうなので歓迎します。
Ⅱにはあった踵のループが無くなったことは少々残念。履く際に重宝していたのでⅣでは復活を望みます。

重さを測ってびっくり。Ⅱから1割以上も軽くなっています。

【サイズ感】
普段履いているシューズのサイズは26cmです。今回も26cmを選択させていただきました。同じサイズでもメーカーによってサイズ感は異なりますが、私は長さよりもワイズ(幅)の方が気になります。
というわけで、今回テストするバハダⅢと私が普段使用しているシューズを「幅が狭く感じる順」に並べてみたところ、自分のシューズの中では「やや狭」という位置づけとなりました。


私の足は、ショップの店員さん曰く「ご自身が言うほど幅広ではないですよ。でも狭くはない。」とのことなので、「やや広」なのでしょう。ということは「やや広」の私が「やや狭」なのでバハダⅢは「普通幅」ということになりそうです。(自分でも何が言いたいのか分からなくなってきましたが)
履いてみました。長さはピッタリです。幅は少々狭く感じますが、アッパーの素材が柔らかそうなので、走り込んでいくうちに馴染むことに期待。  
サイズ感と履き心地はアシックスGT-2000に近いフィーリングです。小指辺りのアタリや踵周りのホールド感が大変良く似ていますが、GT-2000ほどガチガチではありません。GT-2000を軽くして柔らかくした感じとでも言いましょうか。

【ファーストインプレッション】
シューズが届いたのが夜でしたので、近所を軽く走ってみました(堪え性がない)。
走り出して感じたのは、軽くてクッションが効いているなということです。ロードのシューズから履き替えても違和感はありません。所有しているロードのシューズと異なる点はミッドソールが柔らかいのではなくインソールが柔らかいナーと感じるところ。荷重をかけると優しく沈むけれど沈み過ぎないところがうれしい。
試しに薄目のソール(スーパーフィート)に交換したところ、ダイレクト感が増しましたので、路面の状況や好みに合わせて使い分けるのもアリかなと思います。

走り心地はロードのシューズで言えばミズノウエーブライダーに近い感じです。
ウエーブライダーは着地時にアウトソールの硬さを感じますが、バハダⅢは路面とのアタリが柔らかく感じます。素材やラグの形状・構成がそう感じさせるのかもしれません。

奥がバハダⅡのインソール(汚くてすみません)手前がバハダⅢのもの

私のガラスの脚にはクッションの良いシューズが必須なのですが、柔らかすぎて推進力も吸収してしまうのも考えもの(贅沢だな)。そういう意味ではバハダⅢのクッションバランスは最高です。

【トレイルを走ってみた】
私の住む愛知県岡崎市には「道根往還」という平安時代から使われていると言われる古道があります。往復20km程度の自然歩道で、起点が市街地にあるため散歩するご夫婦やMTBで疾走する若者までいろいろな人が通ります。舗装路から砂利道、岩のゴツゴツしたところもあり、バラエティーに富んでいますのでテストにはもってこいです。
カメラマンとして妻を伴い「道根往還」に出かけました。アップダウンの少ないところが物足りませんので途中から中央総合公園内の健康の森へ入り、階段や石段でハアハアを加えます。

実際に走ってみると「ちょっと窮屈かな」と思っていたシューズ幅は「包まれてる感」が勝ちます。靴の中で足が無駄に動かないので「黒爪」等にはなりにくそうです。
私は下りが好きで、目が追いつかなくなるぐらいスピードを出し過ぎた結果、小石などを踏むことがしょっちゅうですが(今回もそう)、足裏が痛くなるようなことはありませんでした。
また、おかしな角度で着地をした際も足首をひねるようなこともなかったので安心してスピードを出せます。

ルートの途中の硬いタイル敷きの階段を駆け上ります。
ほどよい柔らかさが衝撃を緩和してくれているようで、足裏が心地良い。

小さめのラグが散りばめられているアウトソールは岩でも滑りません。細かいラグが岩に柔らかくまとわりついてグリップするイメージです。
苔むしていて濡れている岩(どんなシューズでも滑るか)以外は無敵じゃないのでしょうか。

今回感じた唯一の弱点らしきところは、含水比の高い粘性土の地面。アウトソールの構成上なのか、泥が詰まりやすく感じました。強めの足踏みをすることでで取り除くことはできますが、そんな場面が続くと滑りやすいのかもしれません。


【プチ登山】
 後日参加する「経ヶ岳バーティカルリミット」の予行演習として、GWに妻と息子(カメラマン)を連れて、愛知県岡崎市・豊川市・新城市にまたがる「本宮山」に登りました。
 途中、岩や根に突っ掛けることが何度もありましたが、バハダⅢ君はビクともしませんでした(頼もしい!)。

 何しろ軽いのでグイグイ登れる。(遅いのは自分の脚力不足!)


【経ヶ岳バーティカルリミット】
5月19日、長野県上伊那郡南箕輪村で開催された、ひたすら登ってひたすら下る「経ヶ岳バーティカルリミット」に出走しました。
 私、妻、元上司の3人で「ショートの部12km」に挑戦です。内訳としては、登り6km(ロード4km、トレイル2km)4合目で折り返しての下り6km(トレイル2km、ロード4km)です。

 スタート・フィニッシュ場所の大芝公園を出て、経ヶ岳(4合目までだけど)を目指し、緩いロードをゆるゆると上ります。


 トレイルに入ると歩け歩け大会になります(とても走れましぇんです)。辛過ぎて写真を撮り忘れました。
ロードではバラけていたランナーもつづら折れの登山道に入ると小集団になってきます。落伍しないよう必至に食らいつきました。私の所属する集団は10人弱の男女が半々のパーティーでしたが、落ちてゆくのは男ばかり。女は強しです。

登り終えると、待ってました「下りでヒャッホー」です。滑ったり転んだりするランナーがいる中、バハダⅢさんに守られた私は何の不安も無く攻めることができました。

こんな写真しかないのか

仲仙寺 第2エイドの先、階段を下ると下りロードの始まり

トレイルを終えると残すはロード4km。地獄の登りのせいか、ヒャッホーし過ぎた為か脚は残っていません。

バハダⅢさんがトレイルで使えるなんてことは私クラスのランナーには当然のこと。1ヶ月のテスト期間で一番驚いた(感心した)のは、この「下りのロード」においてです。
脚は死んでいますので、着地がどうとか、姿勢がどうとかを意識する余裕は無く、重力だけを頼りにバタバタとゴールを目指しました。
脚(特に膝)には相当負荷が掛かっていたと思いますが、恐れていたランナー膝の

南アルプスを眺めながら下る(こんな写真しかないのか)

降臨も無く、脚攣りの予兆を感じた程度でした(←ただの走り込み不足)。これはバハダⅢさんのクッション性の賜物だと思います。そこそこ軽量で履き心地もソフトなのでフルマラソンでも使えるのでは?と思います。

 レースの結果は172人中59位でした。坂バカ 坂好きが集う中では私なりに健闘できたかナ。と思っております。来年はぜひ山頂コース(21km)に挑戦したいと思います。その際の相棒はもちろんバハダⅢ様にお願いします。

フィニッシュ後、妻、元上司(古希!)と記念撮影。こんなジジイに私はなりたい

【どういう人におススメか】
 私の様なトレラン初心者には間違いなくおススメです。エリートランナーのことは分かりません(笑)。
クッション性も適度でクセが無いので、初めてのトレランシューズにピッタリだと思います。バハダの評価で使い古された表現ですがまさにそんな感じなのです。
 海外メーカーのシューズは幅が狭くて日本人には合わないという先入観を持っている方もいると思いますが、バハダⅢに関して言えば「日本のメーカーのワイドじゃなきゃ無理!」という人以外はイケる気がします。

 また、舗装路に対する耐久性もなかなかです。自分がそうですが、「玄関出たらトレイル」という恵まれた環境のランナーは少ないと思います。目的のトレイルにたどり着く前にどうしても舗装路を走らなければならない場合でも「ソール大丈夫かな?」という心配は少ないです。そういう意味でもバハダⅢは心強いですね。
私はガニ股走りなのか、履くシューズは踵の外側がすぐに減ってしまいます。テスト期間中に走った距離は100km弱(少なっ!)。半分ぐらいは舗装路ですが、アウトソールに過度なヘタリはありません。(その部分のラグが多めに配されているのはそのため?)

ちょっと脇道にそれますが、私くらいの世代の親御さん!砂埃が舞うくらいに乾燥した学校のグラウンドって普通のジョギングシューズでは滑りますよね。子供の運動会に狩り出されたお父さんがコケるのをよく見かけますが、そんな場面にピッタリだと思います。あと、綱引きは無敵(笑)。
 私は仕事がら安全靴で足元が悪い所を歩くことが多いのですが、「歩ける安全靴」「カッコいい安全靴」って少ないんですよ。コロンビアモントレイルさん、「セーフティーバハダ」出してくれないですかねえ。即買いしますよ!

【最後に】
 今回はテストランナーという貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
私の仲間ではトレイルを楽しむランナーは少数ですので、トレランの楽しさを広めると共に、「トレランシューズどれが良いかって?そりゃコロンビアモントレイルよ。」と強く勧めます!


今回、レポートいただいたバハダIIIはコチラ→【コロンビア モントレイル公式オンラインストア】バハダIII

2018/05/29


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