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コロンビア2019秋冬には新ブランド「SAPLAND」が登場! 商品開発担当とデザイナーが新作の魅力を徹底解説

2019/09/13

歴史的猛暑だった今年の夏も終わりを迎え、少しずつ涼しくなってくる季節。秋冬のアイテムが出揃いました。今回のコロンビアの秋冬コレクションは、機能性抜群で雪国や積雪地などに対応する新作から寒さから足を守りながらもタウンユースできるカジュアルなデザインまで冬支度にぴったりなラインナップ。前回に引き続き、商品開発担当の近藤さんとフットウェアデザイナーの菅さんが自信をもって送り出す今シーズンの新作やアップデートアイテムを解説します。

札幌×ポートランドからヒントを得た「サップランド」シリーズが新登場

近藤さん:今年の冬は「サップランド」という新たなアイテムが4スタイル登場します! コロンビアの本社がアメリカ・オレゴン州のポートランドにありますが、雪国の札幌はその姉妹都市なんです。ポートランドは雨の多いエリア、札幌は積雪地帯です。そのどちらの都市でも、快適な歩行性を約束してくれるフットウェアというコンセプトで作った新シリーズで、「サップランド」と名付けました。雨の日にも雪の日にも、アイスバーンの日でも快適に生活できるようなアイテムは、4タイプで展開しています。

開発担当者が満を持して発表する新作

菅さん:コロンビアはウィンターシーズンが強いですが、がっしりとしたアウトドアのデザインではなく、機能性がありながらもカジュアルデザインをお求めに来るお客様が多いです。そこで、アウトドアだけでなく、タウンユースもできるシューズを作りたかった。今シーズンでは、アークティックグリップを使ったテクノロジーとカジュアル性が融合したシューズを開発しました。一足持っていれば、突然の雪の日やアイスバーンの日などに安心して歩行ができるアイテムです。

左から手前2足がアークティックグリップ採用のサップランド アーク(一番左)サップランド アーク チャッカと、奥2足がラグの深いラバーソール採用をしたサップランド モック(一番右)とサップランド チャッカ

オリジナルグラフィックのヒールテープ

菅さん:雪国でも安心して歩行ができるシューズ「アーク」は、アウトソールに氷の上でも高いグリップ力を誇る、アークティックグリップというヴィブラムソールを搭載しているのが最大の特徴です。積雪の少ないアーバンエリアでは安定性が高く、突然の雪や雨にも対応してくれるラグが深いラバーソールタイプが適しています。

近藤さん:また、デザインも細部にまでこだわっているんですよ。「サップランド」シリーズにはインソールとヒールテープに、北海道のアイヌ柄とポートランドに暮らすアメリカンネイティブ柄の両方をモチーフにしたオリジナルグラフィックを使用しています。

手袋をしたままでもホールド調整が簡単

近藤さん:他の機能としては、ウォータープルーフ、コロンビア独自の機能であるオムニヒート、アッパーの素材も耐久性に優れたコーデュラファブリックという素材を使っています。サップランド アークは内側にもジッパーがあるので、脱ぎ履きしやすく、手袋をしたままでもホールドが調整しやすいのが特徴です。

氷点下になると色が白い部分が水色に変わる

菅さん:先ほどから最大の特徴に挙げているアークティックグリップをもう少し解説させてください。これは、コロンビアオリジナルデザインのヴィブラムソールで、ヴィブラム社さんにお願いをして作ってもらったものです。ソールを見てもらうと、三つ葉のマーク部分があると思いますが、こちらが濡れた氷の上で滑らないグリップ力があるアークティックグリップ。周りの黒い部分がアイストレックという主に乾いた氷の上でグリップ力を発揮するコンパウンドになっています。2つのコンパウンドを組み合わせることで、氷上での滑りを止めているんです。このアウトソールをアークティックグリップと呼びます。アークティックグリップを使うフットウェアには、スポーティーなものが多いのですが、カジュアルなアッパーにしっかりと機能性をつけたものがコロンビアの「サップランド」になります。

近藤さん:さらに、インソールにはオーソライトを使用しています。表面は起毛していて温かく、カップが足をしっかりとホールド。歩行のサポートをしてくれ、歩きやすくなっています。これはほとんどのコロンビアの製品に使っています。

製品:サップランド アーク
¥17,000+税 ※10月入荷予定

製品:サップランド アーク チャッカ
¥15,000+税 ※10月入荷予定

近藤さん:次にラバーソールタイプですが、アークティックグリップ以外は、基本的な機能は「アーク」と変わりません。まず、ウォータープルーフとオムニヒートで寒さから足を保護してくれます。アッパーの素材は、カラーによってマイクロスエード素材、ウール素材を使用しており、温かみがあります。ラバーソールはラグが深いので、雪の上でもグリップが利きます。アークティックグリップを使っていないこともあり、お値段はお求め安くなっていると思います。こちらはチャッカタイプとモックタイプの2タイプがあります。

菅さん:ラグが深いので、雪の上でもグリップは十分に利いてますね。モックタイプは、コロンビアでかつて人気デザインだった「ヘッジホッグ」からデザインを踏襲しています。センター割のモックタイプは、スリッポンのように手を使わずとも履けるアイコニックなデザインです。

製品:サップランド チャッカ
¥12,000+税 ※10月入荷予定

製品:サップランド モック
¥11,000+税 ※10月入荷予定

「チャケイピ」シリーズが大幅リニューアルで機能性向上!

ソール、フィット感が向上し、新デザインも誕生した

近藤さん:「チャケイピ」は長年やっているコロンビア独自のデザインの人気モデルですが、今回2年ぶりにソールとフィット感をリニューアルしました。

ビーバーがこっそりと隠れている

菅さん:「チャケイピ」は、北海道などの寒い地域で履いていただいていることが多いのですが、開発にあたって僕たち開発チームも北海道へ行きました。雪上を実際に歩き、接地面などを確認するとともに、スタッフや取引先様に使用感をインタビューしました。まずは、雪国の人たちはアウトソールを見た印象で、滑りにくいかどうかというファーストインプレッションを持つ傾向があり、そこがとても重要だということが分かりました。そして、グリップ性はもちろんですが、雪ぬけも大切なポイントです。

その上で、中央には細かくツメをつけ、歩行の時に引っかかるようにしました。周りは大きなグリップをつけて安定性を計りました。「チャケイピ」という名前は、ビーバーの巣と言う意味です。オレゴン州を象徴する動物がビーバーなのですが、実はソールにはビーバーが隠れていて、遊び心を入れています。

実際に開発した後にもう一度北海道へ行き、「チャケイピ」を履いて雪づまりなどをチェックして、問題なく歩行が可能でしたので自信をもって皆さまにお勧めできます。

手がかじかんでいても、スムーズに脱ぎ履き可能

よりコンフォート性をあげた設計に

近藤さん:基本的な機能としてはウォータープルーフとオムニヒートで寒さから保護。アッパー部分のクッション材のボリュームも増やしてホールド性を向上しました。手袋をしたままでも脱ぎ履きしやすいようにジッパーやスピードレースを装着しました。また、かかとのホールドもしっかりとするようにフィッティングも向上しています。

折りたたむことで、印象に変化がある

近藤さん:ニュータイプの「チャケイピ2スリップ オムニヒート」も登場しています。これはもともとコロンビアで人気のあった「ヘッジホガー」と呼ばれるデザインをリデザインして現代風にアレンジしました。ロングで履いても折りたたんでも履ける2ウェイのデザインです。カラーは、ブラック、ブラウン。カーキ、グレー、柄の5色で展開しています。

製品:チャケイピ2 オムニヒート
¥10,500+税
製品:チャケイピ2 チャッカ オムニヒート
¥10,000+税
製品:チャケイピ2スリップ オムニヒート
¥9,500+税

秋口から冬場までオールマイティーに履ける「トランスウェイ」シリーズ

トランスウェイ スリップ ウォータープルーフ(左)トランスウェイ ウォータープルーフ(右)

近藤さん:「トランスウェイ」は、雪が降らない地域や寒さの厳しくない地域などで秋口から提案したいシリーズとして展開しています。このシリーズは、私が名付け親にならせてもらいました。「トランス」というのは移動という意味ですが、季節の移り替わりにも対応できるようにとこの名前を付けました。

こちらの二足はトランスウェイシリーズとして初登場です。大きな特徴はボリュームのあるミッドソールを採用し、クッション性を向上しています。前足部分には、オムニヒートを使用しているので、適度な保温性も十分にあります。

菅さん:スニーカー業界で今、ボリュームのある厚底がトレンドです。また、寒い季節には地面からの冷えを和らげるためにこのボリューム感に決めました。寒さ対策での厚みとトレンドを兼ね備えたデザインと言えます。

サイドゴア使用は、脱ぎ履きが簡単で一度履いたらその心地よさにやみつき

近藤さん:「トランスウェイ」のスリップタイプはサイドゴアになっていて、アッパー部分には超撥水素材を使用しています。防水機能も備えているので、濡れにくいんです。

菅さん:スウェット素材はカジュアルに見えますが、反面、汚れやすいことが玉にキズです。耐久撥水の加工が付いていることで、通常のスウェットよりも汚汚れにくく濡れにくいというポイントがあります。

屈曲時の動きに合わせたブロック配置

菅さん:アウトソールには雪や泥が埋まりにくく、屈曲性が高いアウトソールでグリップ性もあります。中ブロックには、動きに合わせた傾斜を設け、グリップ力と雪抜けを両立。外ブロックは接地面を大き目にして安定性を確保しています。また、間隔的にラバーを抜くことで軽量化も実現しているんです。

製品:トランスウェイ ウォータープルーフ
¥12,000+税
製品:トランスウェイ スリップ ウォータープルーフ
¥10,500+税

アウトドア好きの女性にさまざまなシーンで活用してほしい「ネステント モック」

付属のバッグ付きなので、スッキリと収納ができる

近藤さん:「ネステント モック」は、汎用性がある商品になっており、みなさんにぜひおすすめしたい一足です。キャンプシーンでテントの中で使うのはもちろん、飛行機に搭乗する時のスリッパや、授業参観など学校へ出かける時のスリッパとして活用してほしいです。かかとを踏んでも使用できるので、脱ぎ履きが多いシーンで活躍してくれます。

ソールの絵柄のテーマは「星空キャンプ」

カラナビに吊るせるヒールループ付き(カラビナは付いていません)

菅さん:ソールは、「星空キャンプ」をイメージデザインにしました。満天の星空の中でのマウントフッドの山とその下に見える湖でキャンプをしている様子を描いています。また、カラナビに吊るせるヒールループもついているので、便利ですよ。スタッフバッグが付属しており、ボックスに入って販売しているので、雑貨感覚で手にとってみてほしいです。

製品:ネステントモック
¥2,900+税 ※9月入荷予定


雪の日でも履きたくなるようなレインスニーカー「ホーソンレイン2ウィンター」

ヴィブラムの「アイストレック」ラバーソールを使用

近藤さん:今年の春に登場して爆発的人気が出た「ホーソンレイン2」のウィンターバージョンも登場しました。Simpleでどなたでも履いていただけるデザインで、オリジナルのグラフィックを使用しています。

菅さん:ウォータープルーフでオムニヒートも入っています。履き口は起毛素材を使用しており、冬場も温かいです。ソール のラバー部分はヴィブラムのアイストレックを使用していて、アイスバーンでもグリップ力があります。また、軽量でクッション性のあるミッドソールは、他のシリーズと違いオフホワイトカラーを採用してクラシカルな雰囲気を演出しています。

製品:ホーソンレイン2ウィンター
¥11,000+税

コロンビアのスポーツミックスは、トレランの要素が源流にある

今シーズンのアーバンカテゴリではスポーツミックスをコンセプトにして開発した

近藤さん:こちらは、「タイガードリッジ」というシリーズです。今コロンビアのカテゴリで「マウンテイン」のカテゴリがありますが、アパレルと連動したストリートを意識したアーバンストリートのカラーがこちらです。

菅さん:今シーズンのアーバンカテゴリではスポーツミックスをコンセプトにして開発をしました。フットに関しての、コロンビアの強みはトレイルランニングのブランドを持っているところです。そんなトレランの強みを生かせないかというのがこのデザインの発端です。その流れで、当時人気を博したコロンビアモントレイル の「ハリケーンリッジ」という人気デザインを落とし込みました。コロンビアの提案するスポーツミックスはトレランの要素を入れたボリュームのあるスニーカーです!

機能的にはオムニテックの防水機能があり、インソールもオーソライトを使用しているので、クッション性もあります。このカラーは90年代のコロンビアのジャケットのカラーを落とし込みました。ブラックやホワイトもストリート合わせやすいかと思います。

製品:タイガードリッジ オムニテック
\12,800+税

機能性をふんだんに取り込みながらも、カジュアルさを演出してくれ、タウンユースもできるコロンビアの秋冬ライン。コロンビアのシューズで足元を安定させることで、天気に左右されずにお出かけを楽しめるのが最大のポイントだ。今年の秋冬も、コロンビアのフットウェアと共にさまざまなスポットへ出かけよう。

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2019/09/13