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息を呑むコンマ一秒の決戦!MOUNTAIN HARDWEAR CUP 2019フォトレポート

2019/11/25

登る人も観る人も楽しめる、新感覚のエンターテイメント型クライミングイベント「マウンテンハードウェアカップ2019」が10/20(日)に開催されました。高さ10mのウォールに設定されたルートを、トップロープをつけた状態で登り、「到達点」と「スピード」を競いあう新しいスタイルが注目ポイント。場所は、兵庫県神戸市にあるミント神戸「グラビティリサーチ」。会場ははつらつとした空気で賑わいました!

■MOUNTAIN HARDWEAR CUP 2019 公式サイト

そんなグラビティリサーチミント神戸は、なんと高層ビルの18階!神戸の街並みを一望できる最高のロケーションが持ち味です。屋根のない屋上施設は、開放的な空間になっています。

夜になると、動く光に飽きを感じさせない絶景が広がります。


マウンテンハードウェアカップには、多くのマウンテンハードウェアアスリートが参加をしてくれました!
グータッチをきめているのは、本イベントのプロデューサー兼クライマーの一宮大介さんとゲストセッターの水口凉さん。

一宮大介(Daisuke Ichimiya)<写真左>
外岩の高難度課題を次々に登る実力派クライマー。2017年、世界で最も難しいとされるV16課題にアジア人として初めて成功し、ピオレドールアジアにノミネートされた。

水口凉(Tsukasa Mizuguchi)<写真右>
W杯出場経験あり。2015年からはルートセッターに転向し国内の主要大会や国際大会などのオフィシャルコンペなどのルートセットもしながら岩場でのクライミングを楽しんでいる。



ゲストとして、マウンテンハードウェアサポートクライマーの野村英司さんと現役高校生の青柳未愛さんが出場。

野村英司(Eiji Nomura)<写真左>
海外のボルダーやマルチクライミング、クラックなど幅広い分野で活躍する若手クライマー。ハイボルを得意とし、2015年には、アメリカのビショップにて 日本人初のグランドアップで Evilution Direct V11 ハイボルを完登する。

青栁未愛(Mia Aoyagi)<写真右>
幼少期から現在も続けているダンスで培った柔軟性と長いリーチを生かした登り方が特徴的。オフシーズンの時期は外岩でもクライミングを楽しんでいる。



コーヒーを提供してくれたのは、トレイルランニングのサポートアスリートの中川政寿さん。和歌山県龍神村のおいしい山の水を使って淹れている「豆んと森」の深煎りコーヒーは多くの参加者を虜にしていました。

中川 政寿(Masatoshi Nakagawa)
京都を中心にトレイルランニングツーリングなどでトレイルランニングの魅力を発信している。また、地元の整備活動・環境活動にも積極的に参加し、トレイルの環境保護活動にも取り組んでいる。



そして今回会場を大いに盛り上げてくれたプロスノーボーダー水間大輔さん(中央左)率いるバンド「VIN VIN BEANS」のみなさん。なんと全員スノーボーダー!アンコールの声が巻き起こるほどの人気っぷりでした。

水間 大輔(Daisuke Mizuma)<写真中央左>
ハーフパイプ競技でのスノーボードプロ資格取得を経て、現在は富山県の立山をベースにバックカントリーフィールドで活動中。奥深い剱、立山の魅力を長期間に及ぶテント泊にて映像を集め、スライドショーや試写会を行い発信している。



様々なジャンルのアスリートが融合した、なんともスペシャルなイベントですね。


今回、選手の参加賞には、クライミング中に目を惹くカラフルなバックプリントが印象的なオリジナルマウンテンハードウェアカップTシャツが配布されました。

フロントには“CLIMB IN.”の文字がシンプルに。


受付のスタートは午前11時。会場のオープンと共に、多くの人々で賑わいました。オリンピック競技に入るだけあって年齢層は幅広く、女性も多く参加している印象です。

さっそくオブザベーション(課題を登る前にコースの確認をすること)をしている光景が目につきました。

ゴールまでの動きをしっかりシミュレーション

コンペ本番まで体力温存をする大人の横で、疲れしらずのキッズたちは本番前から入念なウォーミングアップ!活気があります!


開会式がはじまると、会場内にも少し緊張感が。そしてプロデューサーの一宮さんとゲストセッターによる各クラスのデモンストレーションがスタート。参加者はそれぞれのムーブ(動き)をしっかり頭に焼き付けます。

たくさんのギャラリーに見守られながら予選がスタート。


ひとり3分という制限時間に加え、完登することはもちろん、ゴールまでのスピードも競います。もちろん落下してしまうとおしまいなので、慎重さも求められます。

クライミング独特の声援「ガンバ!ナイス!」が飛び交います!ライバルだけど、応援したり、たたえあったりする、クライミングはスポーツマンシップがとてもわかりやすく感じられるスポーツです。


予選が終了し、決勝進出者が決定するまでの間は、一宮大介さんと野村英司さんによるトークショー「-カナダ・スコーミッシュのクライミングトリップ-」が行われました。

今年の夏に遠征で訪れたという世界屈指のクライミングの名所カナダ・スコーミッシュ。一緒に行くクライミングトリップは今回で2回目というお二人、仲良しですね。まるで“山”のような圧巻の“岩壁”に、海外ならではの迫力と日本とは違った魅力をたっぷり語っていただきました。


午後4時、カラフルだった予選ウォールが大変身。予選を勝ち進んだ者だけが挑戦することができる決勝ウォールが登場。
決勝トーナメントのデモンストレーションでは、一宮さんとゲストセッター小西さんのふたりが完璧なるシンクロクライムを披露!このパフォーマンスに会場はさらに盛り上がります。

手の動きまで細かく合わせた息ピッタリのデモンストレーション。

決勝トーナメントは、各クラスの予選上位4名が選抜され、1対1での準決勝、そして決勝が連続で行われます。

白熱する1対1の対決に、ギャラリーもすっかりくぎ付けに。


日が暮れはじめた会場は、一気にムードが高まります。ビギナークラス、ミドルクラス、マスタークラスの決着がつき、いよいよ賞金がかかったエキスパートクラスの決勝を残すのみ。

VIN VIN BEANSの演奏も決勝戦を目前に最高潮に!気分が弾むメロディーに誘われて、子供から大人までみんなレッツダンシング♪

アンコールの声が飛び交うほどの盛り上がりを見せていました!


エキスパートクラスの決勝トーナメントは女子の部から、予選上位3名で競います。
まず予選1位はゲストクライマーとのエキシビジョンマッチ。2位vs3位で決勝進出者を決めます。

ゲストセッター水口さんとのエキシビジョンマッチ。憧れのような、緊張しているような、自信があるような、そんなまなざしが印象的。

そしてエキスパート女子の決勝は、どちらが先にタッチしたのか?!と、コンマ1秒を争うほど接戦となり、勝敗はビデオチェックで判定することに。まさに決勝戦にふさわしい戦いでした。


さらに盛り上がったのはエキスパート男子の決勝戦。今年のマウンテンハードウェアカップを制する者は誰か。会場にいるすべての人が注目する中、最後の戦いがはじまります。

集中している様子のふたり。10秒前からのカウントでいよいよスタート。

互角の戦い。結末は・・・

ゲストクライマーの野村選手がマウンテンハードウェアカップ2019の王者に!!
なんと、最後の一手で勝敗が決まる白熱した決勝戦に、会場内は熱狂の渦に巻かれました。
野村選手、おめでとうございます!


さいごに表彰式&閉会式。全クラスの入賞者にマウンテンハードウェアアイテムが贈られます。

キッズクラス&ビギナークラス

ミドルクラス

マスタークラス


エキスパートクラス男女の優勝者には、マウンテンハードウェアアイテムに合わせ、なんと賞金「¥150,000」が贈られます!

エキスパートクラス女子

エキスパートクラス男子

入賞されたみなさま、おめでとうございます!そしてご参加された皆さま、本当におつかれさまでした!ありがとうございました!!

大人も子供も、登る人も観る人も楽しめる「マウンテンハードウェアカップ」は、去年にも増して大盛り上がりに終演。熱い戦いの一日となりました!

ビギナーからエキスパートまで、それぞれのレベルに合わせて挑戦することができるので、ぜひこのイベントが気になったというクライマーのみなさんは、来年のエントリーお待ちしています!賞金狙いの強者達も求む!!

▽マウンテンハードウェアカップ2019ダイジェストムービー



■マウンテンハードウェア公式オンラインストア


2019/11/25