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女性に嬉しい「普段使いのアウトドアウェア」としてリリース ESCAPE with Columbiaとは

2019/02/08

コロンビアでは、この春からウィメンズに新しいシリーズ「ESCAPE with Columbia」が登場します。
商品開発について携わった4名の女性たちに、ESCAPE with Columbia(以下ESCAPEと表記)の誕生から開発、製品の魅力について語っていただきました。

左から大極蘭さん(マーケティング部)、乙部晴佳さん(コロンビア商品部)、木村みなさん(リテールマーチャンダイジング部)、高野ゆうこさん(店舗担当/シニアスーパーバイザー)

忙しい日常から女性を解放するきっかけになるウェアに

もともとは靴の担当だったウィメンズの商品開発部の担当の乙部さん(右)

乙部さん:「ESCAPE」という言葉は逃げるという意味ですが、逃避行、と考えています。女性はさまざまなライフスタイルやステージがあります。働いている人もいれば、結婚して家で育児に専念している人など、それぞれの環境で日々過ごしています。そんな女性たちが忙しい日常から解放される、リラックスをしに外に出かけるためのウェアになれば、という思いを込めたシリーズです。

というのも、アウトドアブランドのウェアを日常で使うという考えは男性では浸透していますが、女性はまだあまりそういった発想の人は少ないようです。機能が備わっているウェアは快適ですが、着てみたい、テンションが上がるデザインがなかなかなかった、などが理由として考えられます。

今回の企画は、一人の力だけで実現するプロジェクトではないなと考えて、ここにいる4名だけではなく各部署から様々な職務にあたっている、ターゲット層に近い女性を集めて、プロジェクトメンバーとして参加してもらいました。

マーケティングの大極さん(左)。フェスが好きでコロンビアへ入社

大極さん:せっかくチームのメンバーが全員20-30代の女性で集まったので、各自が自分のまわりの友達になぜアウトドアブランドの製品を買わないのか、またはどんなハードルがあるのかをリサーチしたんです。ヒアリングを進めていくと、女性は人生の中でのターニングポイントがいくつかあること、そして共通して言えることは、それぞれのステージでストレスフルに生きている、ということがわかりました。

アウトドアに慣れ親しんだコロンビアの女性社員として私たちができることは、そんな女性たちが少しでもリラックスできるように、自然へ出かけるという手段を、洋服を通して提案できるのではと気がつき、より気軽に着られる洋服になるようにとESCAPEのコンセプトを考えました。


ドアの向こうへ飛び出そう
あなたを縛る全てのものから解放されよう
自然は自由で解放的
自分らしく、軽やかに過ごせる場所
頑張らなくていい 戦わなくていい 比べなくていい
さぁ、逃げ出そう自然の中へ
コロンビアと共に



ESCAPEのコンセプト

アウトドアウェアの快適さを日常でも気軽に使ってもらいたい

体育大出身、アクティビティの知識と経験をもとに店頭販売を促進している高野さん

高野さん:店舗にはアクティビティをされる方、されない方もどちらもいらっしゃいます。外遊びをせず、アウトドアブランドのウェア選びにあまり慣れていない方には、目的に沿っているかなど、ウェアの機能をお話ししますが、とても感心されますね。

ただ、直感的にお客様がかわいい! と思ってくださって手に取っても、機能が目的に合わないなどで諦めたりすることもあるんです。その点、今回のESCAPEのウェアはかわいくて、汎用性のある基本的な機能が備わっているので気に入っていただけると思います。

来店されるお客様に世界観を伝えるために

製品開発にも大きく携わるリテールマーチャンダイジングの木村さん

木村さん:あまり聞き慣れない職業だと思いますが、私はリテールマーチャンダイジングという職種で、製品を作ったあと店舗で販売する数つけをし、重点的に売り出したい商品を明確にしてプランを立てます。ほかにもどこかの店舗で製品が不足すれば補う手配をするなど、直営店全店の製品のプランニングをしています。

乙部さん:今回のチーム編成で必ず入ってもらいたかったのが、リテールマーチャンダイジングの人材です。直営店って、必ずしもすべての製品を取り揃えられるわけではないんですよね。新しいことをやれたとしても、一個だけいい製品を店頭に置かれるだけでは、お客様にはESCAPEの世界観を伝えにくい。すべてのラインナップを見せて世界観を伝えたいと思ったんです。

ESCAPEの世界観をキープしつつ、
アウトドアブランドとしてのウェアの機能はそのままに

マウンテンブルーバードウィメンズジャケット

乙部さん:コロンビアといえば、柄が得意。ESCAPEでは、メンズラインが好きな女の子にも響くものを作りたいな、と思って、テーマを「ビンテージ」にしました。ESCAPEのコンセプトである「解放される」という象徴性も合わせて、コロンビアを象徴する鳥のイラストを柄の中に紛れてデザインされています。

店舗でのお客様の意見をもとに製品開発を行なった

高野さん:このマウンテンブルーバードウィメンズジャケットは、いろいろお願いして決めてもらったデザインのレインウェア。春先、新生活が始まる時期は、けっこう雨が多くてレインウェアをお求めになる方が多いんです。そういったことでアウトドアだけではなく、普段使いでも使えるものを……というお客様が多いんですが、既存のアイテムは動きやすいように丈が短かったり、デザインもスポーツを連想されるようなもので、ご要望に叶うアイテムがなかなかありませんでした。これは、機能的には普段でも、フェスでも釣りでも自転車でも使えるんですよ。

レインウェアって光沢感がある生地を使うことが多いのですが、これはマットな質感で普段使いしやすいと思います。柄のほか、ブラックも展開していて、通勤でも使いしやすい色もあります。この製品のように、普段お店で直接お客様のニーズをデザインの意見を伝えられて反映できたのは、とても嬉しいですね。

ジップの上にかぶさるデザインで防水性を高めている

セットアップでフェスでもハイキングでも
かわいく着こなせるアウトドアウェアを実現

マウンテンブルーバードウィメンズショートスリーブシャツ(左)、マウンテンブルーバードウィメンズショートスリーブショーツ(右)

乙部さん:これはコロンビア独自の吸水速乾の機能「オムニウィック」を利用した生地で、シャツとパンツがお揃いのセットアップ。それぞれ別売りで、トップス、ボトムスだけでもそれぞれ使えますし、合わせてもかわいい。シャツとボトムスのセットアップって、アウトドアウェアでは珍しいんですよ。

木村さん:かわいくて、機能もしっかりあるウェアの代表アイテムです。フェスなどおしゃれをしたい時などの外遊びで使ってほしいですね。

ポケットの中はメッシュ生地でベンチレーションにもなり、空気の通りがよく蒸れにくい

乙部さん:開発する上で、ベンダーさんからは何度も生地の引き裂け強度の問題で難しいって言われちゃって。諦めかけたときに、木村さんから「絶対作ったほうがいいよ!」と励ましてくれたんです。諦めずに交渉を続けているうちに、シャツでもパンツでも着心地がよく、強度が高い生地が見つかったんですよ。

フォールブラフウィメンズアノラックジャケット

お腹の部分にポケットが配置されている

乙部さん:このフォールブラフウィメンズアノラックジャケットはウインドブレーカーとして使えます。風は当たり続けていると身体をとても冷やすので、外遊びのときに一着持っていくと安心ですよ。また、撥水性があるので急な小雨にも対応できます。お腹にあるポケットを利用してパッカブルになるため、コンパクトになってバッグや収納しやすい。旅行にも持ち歩きやすいです。

ポケットに折り返して収納すれば小さくなる

私が最初に担当になった時はウィメンズの売り上げを分析する人がいなくて、正直なぜ売れているのか、売れないのかが、わからなかったんです。それで、高野さんと話してみると、二十代の若い女の子はメンズの古着っぽいデザインの製品を買っていきますよって聞いて。そもそもは、それを聞いてESCAPEの企画が立ち上がったとも言えます。これは、アクティブなカラー展開でボーイッシュなアイテムですが、今回の企画のきっかけとなったウェアですね。

マウンテンブルーバードウィメンズロングスリーブシャツ

ウエストでベルトで絞ってもかわいく着こなせる

大極さん:今までアウトドアブランドではなかったタイプのワンピース。前を開けてカーディガンのように着こなすこともできると思います。丈も膝下あたりまであるため、今風に着こなすなど普段使いが一番しやすい、ファッションとして楽しめるウェアですね。また、外遊びではフェスやキャンプでもかわいく着こなせると思います。

リンジーロックウィメンズショートスリーブクルー

あえて何回も洗ったような加工がされている

乙部さん:シンプルなロゴのデザインのTシャツで、色落ちがしているような風合い。オパール加工という処理をしており、最初から色落ちしている風合いを持ちながらもこれ以上色落ちしにくいのが特徴です。
それぞれ(写真上・下)、コロンビア独自のテクノロジーの吸水速乾の機能「オムニウィック」を使っています。ただ、肌触りをよくするため、綿を少し入れています。吸水速乾の素材であるポリエステル100%は、どうしてもツルツルした肌触りになりますが、それよりも普段使いしやすいと思います。

ビッグシュガーリムウィメンズショートスリーブTシャツ

90年代に流行ったロゴデザインを踏襲。ほかブラック、ホワイト、カーキがある

乙部さん:ビッグシュガーリムウィメンズショートスリーブTシャツは、グラフィックを全面に打ち出したロゴデザインのTシャツです。より乾きがいいポリエステル100%の素材を採用し、今回テーマの「ビンテージ」に合わせて90年代にコロンビアが出していたロゴのデザインをリバイバルした、ストリート感のあるデザインにしています。

ホーソンレイン2アドバンス オムニテック │ デザイン面では、チャックがあることで、履きやすいようになっている

高野さん:ESCAPEのシューズは、コロンビアで人気のラインナップの「ホーソン」ESCAPEバージョン。ホーソンには今年から「アドバンス」モデルが登場し、ソールにはビブラムを導入、グリップがより効くようになりました。軽量で防水、さらに生地はコロンビア独自の透湿性の機能「オムニテック」になるなど、大きくバージョンアップしています。また、オーソライトというソールの専門メーカーのインソールが入っているため、通気性がよく蒸れにくく、快適に使えるシューズです。

ウィメンズを女性に響くものに
外遊びがもっと気軽にしたい

ESCAPEのカタログも、女性たちで方向性を決めた

乙部さん:思い出すといろんなことをやりました。自分たちの友達にインタビューをして、ターゲット層に当たる世代の友人に聞いて集めるとか。企業内での女性だけのベンチャー企業のスタートアップみたいでした。

大極さん:コロンビアも社員はやっぱりまだまだ男性が多い。彼らは私たちと生活スピードやさまざまな判断基準が異なることが多いので、お互いの服選びの感覚って違うと思っています。ウィメンズを作るなら、女性に響くPRを行う必要があります。

社内の彼らが私たちの感覚を普段知っているわけではないので、私たち女性が自発的に動かないと、と考えています。製品開発だけではなく、そうした働きも、まるでベンチャー企業を始めたみたいで楽しかったですね。

乙部さん:あと、アウトドアブランドでありがちな「女性=ピンク」からの脱却も狙いでした。最初は男性陣からは困惑されたみたいですが、徐々に理解してくれました。コロンビアはロゴに色を入れることが多かったのですが、例えば黒のウェアを着たい女性が、ロゴの色にピンクは求めてないよねって皆で話をして。なので、今回のラインではなるべく今までのようなロゴ配色はやめて、ボディーのカラーに合わせたロゴの色にしました。

マウンテンブルーバードウィメンズジャケット(ブラック)の袖にあるロゴ

乙部さん:全世界的にダイバーシティ化が推進されてきているこのタイミングで、自分の担当が突然ウェアになったことで機は熟した! と感じました(笑)。ESCAPEシリーズを実現できたことも嬉しいのですが、女性に向けた新しいコンセプトの提案を、女性のチーム、皆で力を合わせて実現できたことも嬉しいです(笑)

高野さん:今季から発売となるESCAPE with Columbiaは、直営店で取り扱いが豊富。展示の見せ方にもこだわる予定です。ぜひ直営店に足を運んで、手にとってみてくださいね。オンラインショップでももちろん購入が可能です。外遊びを誘うきっかけのギフトにも喜ばれると思いますよ!


ESCAPE with Columbia 特設サイト

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