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プレシェルレポート:トレイルランニング編

2019/06/27

風をブロックしながら、優れた通気性で熱は効果的に逃がす新しいタイプのシェル「プレシェル」が、マウンテンハードウェアから登場。
その機能性を堪能していただくべく、4月にテストユーザ募集をおこない(キャンペーン詳細)、複数の方にプレシェルをお送りし、1か月間使用していただきました。
プレシェル テストユーザレポート、第三弾は、トレイルランニング編です。
( 2019プレシェルレポート:オートバイ&自転車編 パラグライダー編 トレイルランニング編  登山編 SKIMO編

テストアイテム:コアプレシェルプルオーバー(MEN’S) , コアプレシェルプルオーバー(WOMEN’S)


トレイルランナーの武部です。
今回、マウンテンハードウェア様からのご厚意でコアプレシェル プルオーバーをテストする機会を頂きました。
テスターは、メンズウェアを私、武部が。レディースウェアを友人の工藤さんが担当しました。

■自己紹介

<武部雄一>
ロンラン株式会社 代表取締役。トレイルランニング歴は4年目で、最近のレースはロングディスタンスが中心。直近出場したレースはUTMF 2019。今年は大池公園ゴールできず、MF_OSHINO114k ゴールとなりました。目下の目標は、UTMF完全完走と、フルマラソンサブスリーです。

今年は美ヶ原トレイル80k、上州武尊スカイビュートレイル140kmを控えています。
ロングディスタンスのレースが増えてきたことで、最近のギア選定の目線はよりシビアに。性能と重量の両観点でしっかりリサーチ・評価のうえで選択しています。

<工藤幸子>
ゆるめの会社員ランナー。初トレイルは2014年ですが、真面目にトレランをやり出したのはここ1年半くらいのまだまだビギナー。
過去のレースは野沢温泉23k、蔵王スカイランニング ファン12k、平尾台トレイル40kなど、遠征レースが好みです。今年は野沢温泉65k、秋吉台カルスト40kにエントリーしてます! シリアスランナーではないのでギア選びは見た目と着心地重視。少し腕が長めなので袖丈が足りない事がよくあります。

■コアプレシェルを選ぶ!

まず、今回テスト用に選ばせて頂いたコアプレシェルのカラーについて。

武部が選択したメンズは、ライトイエローをベースに、男性トレイルランナーに人気の高いターコイズブルーをアクセントカラーとした鮮やかなカラーリング。
工藤が選択したウィメンズはティールグリーン色。こちらはメンズでも同色展開されています。
カラーバリエーションとしては、メンズは発色系のよいイエローやオレンジから落ち着いた色まで五色。
ウィメンズのトーンは派手目のものではなく落ち着いた・大人びた雰囲気の四色です。
どれも捨てがたく、二人とも散々悩みぬいたうえで選びました。

なお武部はシェルにフードは不要派なので、フードのないコアプレシェル プルオーバーは願ったりでしたが、工藤はフーディも捨て難く感じていました。

●ファースト・インプレッション by 工藤(Women's)

手元に届いて触った時に感じたのは手触りの柔らかさでした。
「ゴワつき」や「シャリ感」がなく、着用感もとても良い。

身長が164cmの私は、Sサイズを選ぶと着丈が少し足りないな、と感じる事も多いのですが着丈もおへその下10cmくらいで、トレラン用の短めのパンツでもロングパンツでもバランスが取れる着丈です、お尻の方が長めなのでお尻が隠れるのも良いです。

ウエストに軽く絞りがあって、腕が長めの私でも親指の付け根が隠れるくらいの袖の裄丈がありました。
着丈や裄丈などにはこだわるタイプですが、個人的なこだわりは全てクリアしていて、少し肌寒い移動中など、どんなシーンにも違和感なく着れるシルエットです。

●ファースト・インプレッション by 武部(Men's)

届いたコアプレシェルを手に取ってみると...予想通り、一般的なシャカシャカとしたウィンドウシェルとはまったく異なり、柔らかな肌触りとしなやかさがあります。

適度なストレッチ性があるため、ジャストサイズを選んで正解でした。

カタログ重量については、メンズ Mサイズで115gだけど、手に取った感じもっと軽いような?

実際に計測してみると、メンズ Mサイズ104gしかありませんでした!

自分が持っているシェルの中では最軽量の部類であるのみならず、現行販売されているウィンドウシェルにおいても、かなり軽量です。

■トレイルランニングでのテスト

今回のテストは、ハセツネCUPゆかりの奥多摩エリア中心に、二度のテストを行いました。

1. 大部分がハセツネ前半コースを通る、三頭山越えルート。登り基調の38km、9時間
2. 鞘口峠からの爽快ダウンヒル。下り基調の23km、4時間30超

1は武部が一人で、2は武部&工藤の二人でテストしました。


●1. 大部分がハセツネ前半コースを通る、三頭山越えルート

まずはハセツネ前半、三頭山ルート。ハセツネは言わずもがな、武蔵五日市駅の近くからスタートしますが、今回は高尾山を起点としたルートです。陣馬山から和田峠を経て、ハセツネコースに合流できるんですね。

このルートは終始登り基調のため、シェルの出番の想定としては、まず序盤の身体が温まるまでの少しの間。一度そこで脱ぎますが、3〜4時間後ぐらいには汗が引いてきて体感温度が下がり、且つ標高が上がることで気温も下がるため、もう一度着ると思います。おそらくそこからゴールの都民の森までは着たままです。

※トレイルランのご経験がない方のために補足説明:このスポーツでは長時間に渡り、山中でアクティブに動き回ります。登山において体温管理が重要そう、というのはイメージできると思いますが、それに加えて、走ったり歩いたりすることでの、体温の上下や発汗が激しいという特徴があります。体温調整はパフォーマンスに著しく影響するため、ウェアの脱ぎ着の見極めは重要なポイントとなります。

まずは高尾山口駅スタート。トレイルランナー御用達の稲荷山ルートに入ります。このルートは、中継する高尾山までほぼ登りっぱなしで、5分も動けば汗が出てくるため、早々に一旦コアプレシェルは脱いでしまいます。

シェルに限らず、トレイルランナーは “ウェアがパッカブルか”を気にします。パッカブルとは、コンパクトにたためるかということです。脱いだ後のウェアを収納するバックパック自体が軽量・コンパクトで、収納スペースにさほど余裕がないことが多いためです。

この点ではコアプレシェルはポケット裏に隠された収納袋に、本体をスピーディに畳んで収納できます(注:ポケットそのものに収納するのではなく、メンズ・ウィメンズとも、ポケット裏に収納袋が隠れています!最初気づかなかった汗)。畳んだ後は、バックパックの背面ポケットへとすぐに収まりました。

高尾山を中継し、城山、景信山を通って陣馬山へ。

快晴!2.5hほどで陣馬山に到着しました。和田峠に降りた後は、醍醐丸を目指し、ハセツネコースに合流します。

ハセツネの第一チェックポイントである浅間峠に、スタートから5時間程度で到着しました。ここからもまだまだ登りが続きます。

数々の峠を山を越えて...

浅間峠から3時間程度で三頭山へ!何度も来たことがあるルートではあるのですが、タフなコースでした。

三頭山に着いて少し休憩していると、予想外に天候が怪しくなってきて、みるみるうちに小雨が。
終日快晴の天気予報にタカをくくってレインウェアは持たず、コアプレシェルしか持参していなかったため、焦りつつ下山を急ぎます。

すると意外や、コアプレシェルは撥水性がある程度あるようで、小粒の雨はすぐには浸透してこない!

さすがに雨に打たれ続けていると染みてきますが、短時間であれば雨をしのげるということが分かりました。

スタートから約9時間後に、ゴールの都民の森に着きました。
トレイルランニングでは、シェルはアクティビティの間だけではなく、移動中に着ることもしばしば。この日の帰りも、お世話になりました。

●2. 鞘口峠からの爽快ダウンヒル

二回目のテストは、都民の森が起点。鞘口峠から払沢の滝まではトレイルの下り基調。その後はロードの緩やかな下りを5kmほどひた走り、瀬音の湯をゴールとした、23km・4.5時間のルートです。

登りは621mと過激ではないものの、一方で下りは1400mあります。ただ、緩やかな下りが多いので、爽快なダウンヒルコースです。

朝一で工藤と武蔵五日市駅に合流し、そこからバスで出発。前回ゴール地点だった都民の森が、今回はスタート地点です。

たまたまですが、武部も工藤も、愛用シューズはコロンビアモントレイル。

工藤はバハダ、武部はカルドラドIIIです。

都民の森は標高1000mを超えており涼しいので、シェルを着こんでスタートします。

鞘口峠にはほどなく到着し、少しだけ登ったあとは、早速ダウンヒルスタートです。
この辺りで具合良くウォームアップが完了したため、一旦二人ともコアプレシェルは脱ぎます。

工藤は TNF TR6の背面サイドに引っかけるようにシェルを収納しました。
コアプレシェルはツルツルしたシェルではないので、気がつくと落ちて無くしてしまった!ということが起きなさそうで安心感があります。
実際工藤は一ヶ月前にお気に入りのシェルをザックに引っかけて走り、気づいたら無くしていました。。

爽快!トレイルランナーなら初級者から上級者まで、誰もが楽しめるほどよい傾斜のダウンヒルです。

楽しそう笑 ロードの下りでキャッキャと笑いながら走っている人というのはまず見かけないと思います。
笑いながら・楽しみながら走ることができる。それがトレイルランニングです。

一本松まで降りてきたあたりで、少し肌寒さがあったのでシェルを着ます。
腕は長めの採寸だよね、を確認しつつ。

武部は下りが得意です...嘘つきました、得意になりたい!と切に願いながらトレーニングにはげんでいます。

突然の絶景!息をのむような素晴らしい景色に出会えるのも、トレイルランニングの醍醐味のひとつです!
森林を抜けてロードに降りた後は、払沢の滝へと立ち寄ってみます。

美しい。さすがの日本の滝100選。トレイルランニングでは、ゴール後に綺麗な水場があったら「ドボン」というお決まりのパターンがあるのですが、払沢の滝は入水禁止でした。残念!ここで泳いだらきっと疲れも吹っ飛ぶのですが。

この後はロードをひた走り、瀬音の湯へ到着。本日のテスト&アクティビティはここまでです。

最後に、コアプレシェルについての感想まとめです。

●まとめ by 工藤(Women's)

実際に着用して走ってみると、生地の肌当たりがよく全くストレスを感じません。
程よくストレッチがきいているので、生地に引っ張られるストレスは一切なく身体を動かす事ができました。

フードがなくしっかり襟が立つので冬場は首回りもしっかり守ってくれそうな印象をうけましたが、走った日は少し涼しめとはいえ5月の末だったのでジップを開けている事の方が多かったです。少し汗ばんできても、半袖着用の腕に生地が張り付く事もありませんでした。

トレイルを走り始める朝早い時間などは夏場でも冷え込んでいる事があったりするので一年中シェルはマストアイテムなのですが、プルオーバーのタイプなので秋口のあまりシェルを脱ぎ着しない季節にピッタリじゃないかと思います。


●まとめ by 武部(Men's)

シェルは、着ていることがストレスになることも多いのですが、それが皆無だったのが印象的でした。
肌触りのよさから、シェルというよりふわっとした衣をまとったような感覚で走っていました。
極めて軽量という点も、そういったストレスフリーや着心地の良さに貢献しています。

次は、雨の心配がないロングディスタンス・レースで実践投入してみたいと思います。

貴重なテスターの機会を頂き、ありがとうございました!


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