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今年の夏こそ富士登山!初心者のための富士登山 装備ガイド

2019/07/08

2013年に世界遺産となった富士山。富士山はツアーもあり、登山初心者でもチャレンジしやすいイメージがありますが、富士登山前には山での予行練習、そして登山用の装備や知識が必要です。
富士山は標高が3,776mと日本で一番高い夏山登山です。登山ウェアは夏山登山用の装備に加え、防寒ウェアなど寒さ対策を揃えましょう。

今回は、高校時代は山岳部、大学ではキャンプでどこにでも旅に出るというキャンピングツアー部出身の、山が大好き! というCOLUMBIA、MOUNTAIN HARDWEARの広報担当、新井さんにお話を伺いました。

富士登山とは?
まずは富士登山の概要から。富士山に登るにはいくつかルートがあります。日程は一泊二日ないし二泊三日で登る山です。旅行会社などからツアーがありますが、自分で宿、移動手段、保険などを手配して行くことも可能です。

登山で一番の基本は「体を冷やさないこと」です。特に富士山は天候も変わりやすいですし、ご来光を見るなら深夜に登るため、気温が非常に低い状態で日が登るまでしばらく山頂で待機します。

山頂までの登りで汗をかくとウェアが濡れ、気温が低い場所でじっとしていることで体温を下げてしまうこともあるため、すぐ乾く速乾性のウェアの着用が必須です。

富士登山で必要な装備一式

必ず必要な装備
・帽子
・速乾性の機能のある半袖Tシャツ(もしくは長袖Tシャツ)
・動きやすく速乾性のあるパンツ
・防寒着
・レインウェア(上下)
・グローブ
・登山用靴下
・登山靴
・ザック(30〜40L)

あるといいグッズ
・コインケース
・サコッシュやウエストポーチ
・軽いシューズ
・アームカバー(半袖Tシャツの場合)
・サンマスク

そのほか
・ヘッドライト
・サングラス
・ハイドレーション
・時計
・地図やコンパス
・救急グッズ、エマージェンシーシートなど
・ストック
・耳栓(山小屋で使用)
・行動食
・飲料水
・ゲイター



速乾性のあるトップス(Tシャツの場合)

カラーは4色展開

まずはトップス。Tシャツ選びで大切なのは素材です。登山では速乾性がある化繊のTシャツを着ましょう。登りは暑いので、ここでは半袖Tシャツをおすすめしていますが、長袖Tシャツでも。
山で着る化繊のTシャツって、ついついスポーツウェアらしいシルエットになりがちですが、ビッグシュガーリムウィメンズショートスリーブTシャツは丈など形にもこだわり、柄も90年代風を意識したグラフィックで、下山したあと、街でも着られるテイストです。

機能面では、吸湿・速乾のオムニウィックというテクノロジーを使っているため、汗冷えもしっかり防いでくれます。UV機能もありますね。

ポリエステル100%で化繊ですが、触ってもらうとコットンライクのような柔らかな肌触りで、着心地がいいんです。またオパール加工という風合いをもたせて色落ちがしにくいのも特徴です。

ビッグシュガーリムウィメンズショートスリーブTシャツ

動きやすいパンツ

足首が見えるくらいの丈感

パンツは足が動きやすいものを選びましょう。
マウンテンブルーバードウィメンズパンツは、2wayストレッチでストレスフリー。見た目はカーゴパンツですが、ポケットが使いやすい配置だったり、シルエットが足首に向けて細身になっているため、街でも使えるデザインです。また、山では足元が見やすいため、岩場で足をどこに置こうか、などスタンスがとりやすいですね。

山ではバックパックが重いと、パンツがずり落ちてきてストレスを感じることがあるのですが、ベルトがあらかじめついているのもポイントですね。

マウンテンブルーバードウィメンズパンツ

防水のレインウェア

雨でウェアが濡れると体が冷え、ひどいときは低体温症になってしまうこともあるため、必ず上下のレインウェアが必要です。レインウェアは低山でも必ず携帯しましょう。

防水透湿ジャケットはいくつか種類があり、初めて購入されるなら防水透湿メンブレンに表地と裏地の生地を貼り合わせた「3レイヤー」のタイプがおすすめです。

ちなみにレインウェアにはほかに、2レイヤー、2.5レイヤーがありますが、3レイヤーをおすすめするのは、防水性が高く、また耐久性に優れているからです。そして3レイヤーは肌にあたる面に基布が貼ってあるので着心地もよいです。荷物が多い時など、もっと軽さを重視する人は、2.5レイヤーだったりと、用途に合わせて選ぶとよいですが、初めのレインウェアはバランスのいい3レイヤーが使いやすいと思いますよ。

ピクシーサンクチュアリーウィメンズレインスーツは3レイヤーで上下セット。コロンビア独自のオムニテックを使っており、防水、透湿性があります。

また、フードの後ろにあるコードで調整ができるので、雨が降った際にフードをかぶることで、視界が遮られてしまったり、フードが風でめくれてしまうことを防ぎます。富士山は風が強いので、フードの使い勝手は気にしたいポイントですね。

首元と、頭の後ろにあるコードでフードを調節できる

次に付属のパンツです。
どんなに小雨でも、一度ウェアが濡れてしまうと身体を冷やしてしまう原因になります。そのため、雨が降ってきたらすぐにレインウェアを着るのが鉄則です。このパンツは全体の2/3くらいがジッパーで、サイドから開けるようになっており、山靴を履いたまますぐ履けます。

特に下半身が冷えてしまうと、身体が芯から冷えてしまいます。腰から下を雨から守るためにも、はレインパンツは必ず持っていきましょう。

登山に行く時は、パックの一番上ですぐに取り出せやすいところなどに収納しておこう

ピクシーサンクチュアリーウィメンズレインスーツ

ソフトシェル

引手にドローコードがついている

あるといいウェアに、ソフトシェルが挙げられます。ソフトシェルは風を防ぎ体温を下げないようにするウェアです。タイムトゥートレイルウィメンズジャケットはストレッチ性があってやわらかく、着心地がよく動きやすいです。こういうのが一枚あると、強風で肌寒い時や休憩時に使えます。下りの時に着てもいいかもしれません。富士山は風が強いので、防寒着のほかにこうしたソフトシェルなど、風よけのウェアがあるといいですね。

タイムトゥートレイルウィメンズジャケット

防寒着(フリース・ダウン)

薄く柔らかく、起毛しているため暖かいフリース

富士山に行かれる際は、山小屋で休憩したり宿泊されると思います。登山中は体が動かして温まっていますが、フリースやダウンなど保温性がある防寒着を忘れずに。

リードベターマウンテンウィメンズフルジップは薄手のフリースなので、通年通して使いやすいと思いますよ。シンプルなデザインで、柔らかいですし。一枚あると便利かなと。ジッパーの引手にプルコードがついており、グローブをしていても使いやすいです。

山小屋だけではなく、山頂でご来光を待っている時は持っているもの全部着るくらい寒いと想定していいと思います。その場合は、フリースを着て、上にシェルを着ます。フリースは保温性がありますが防風性がないので、シェルで風をガードします。

フリースの繊維は保水性がないため、水の濡れに強くダウンに比べて保温性が保てます。
私が標高の高い山に行く時は、ダウンのほか濡れに強い化繊の中綿やフリースのジャケットも持っていきます。

リードベターマウンテンウィメンズフルジップ

帽子(キャップ・ハット)

紐があれば稜線など強風が吹くシーンでも安心

キャップはつばが長く、標高が高く森林限界を超える山、強い日よけに向いている

あとは熱中症予防や頭を守る帽子です。
ハットは紐がついているので風で飛ばされないですし、首回りもカバーするので日よけの意味でもハットがいいかもしれませんが、ヘルメットをかぶるときはキャップがよいですね。私はキャップのほうがよく使います。帽子選びは自分の好きなスタイルで楽しみましょう。

登山靴

左にあるのがトレランシューズ。中央の黄色いシューズがトレッキングシューズ

山歩きに適した靴は、登山靴、トレッキングシューズやトレランシューズです。 今回、2足用意したのは、エントリーの方向けのトレッキングシューズとトレランシューズです。

・トレッキングシューズ
本格的な登山靴は、硬くて重く、足に合わないと靴擦れがおきることもあります。 トレッキングシューズが最初の登山におすすめなのは、登山靴に比べて軽く、違和感なく足を運びやすいこと。

セイバー4ミッド アウトドライはミッドカットと呼ばれる高さで、ローカットに比べ足首を固定してくれるので、足首の怪我の防止になりますね。

ポイントは防水機能がついていること。雨に濡れて靴の中が濡れて足先が冷えるということを防ぎます。

靴底の凸凹がはっきりとしていて滑りにくい

下りは岩が多くて滑りやすいのでグリップが効くため、しっかり止まることができます。

シューズの柔らかさもありつつ、高さもちょうどよく、重たすぎないので歩きやすいと思います。

セイバー4ミッド アウトドライ

スニーカー感覚で履けるトレランシューズ

・トレランシューズ
最近はトレランシューズで登っている方をよく見かけますね。足の感覚がわかりやすいので登りやすさあがるのかなと思います。脚力に自信があり、スニーカー感覚で履きたいという方ならトレランのシューズを使うのもよいと思います。

これはコロンビア モントレイルのトランスアルプス F.K.T IIというシューズで、靴底のラギッドと言われる凸凹の溝も深く、グリップがしっかり効きます。メッシュで水はけがよく乾きが早いですよ。

トレランのシューズは軽さを優先して華奢なものもありますが、これは軽いのにプロテクションもしっかりしているので、ガレた岩場でも足が横にぶれにくいのが特徴です。また、下からの突き上げにサポート力があるので安定性もありますよ。

トランスアルプス F.K.T II

バックパック

重量が出ても肩周りのクッションで食い込みを抑える

小屋泊まりだったら、容量は30L~40Lがいいと思います。これはペッパーロックシリーズの30L。登山用のザックで、ショルダーパッドが入っているので肩が疲れにくいです。携帯用の水筒、ハイドレーションが使える穴もついています。

腰パッドはありませんが、腰にベルトがあるため荷物がブレず、安定して疲れにくい設計です。街づかいでも使えるモデルで、内側にはたくさんポケットがありますね。

ペッパーロック30Lバックパック

あるといいグッズ

あると快適度が増すグッズ

ネックゲイター/サンマスク

首回りの日よけや、埃対策に活躍する

これは夏用のネックゲイターです。夏にネックゲイターって暑いんじゃないかと思われますが、このフリーザーゼロIIネックゲイター冷却効果があるんですよ。何より下山時の砂埃対策におすすめです。

この生地は、肌にあたる面に丸いサークル状のプリントがあります。このサークルがオムニフリーズゼロというテクノロジーで、汗などの水分によって、ひんやりとした効果を生み出し、冷却機能を発揮します。あとはこの通気口もポイント。息がこもると熱くなるので換気をしてくれますよ。

富士登山では日よけも重要ですが、何より下山の際に須走ルートだと砂煙が起こり、喉と目などの粘膜が砂で痛めちゃうので、ぜひ活用することをおすすめします。

フリーザーゼロIIネックゲイター

アームカバー
Tシャツを着用したいけど日焼けが気になる方は、アームカバーがおすすめ。暑がりで下にアンダーで長袖は着たくないんですけど、アームカバーで紫外線と風を防いでくれます。
フリーザーゼロアームスリーブも冷却機能がついているので涼しいです。暑がりでロングスリーブを着たくない方は、こうしたもので、調整するといいですよ。

日よけや体温調節がラクチンなアームカバー

フリーザーゼロアームスリーブ

グローブ

手のひらのグリップが山でのハシゴや鎖場、ストックを持つときに重宝する

トレッキング用の手袋です。風で手先が冷えないようにしたり、岩場で手をつくときの怪我の予防に。ぜひ持っていたほうがいいですね。ご来光を待っている時は手も冷えるので手袋があるといいですよ。

シアトルスパイアーグローブ

コインケース

5色展開のコインケース

山小屋ではトイレが有料なので、100円玉をメインに小銭が必須。あとは意外と普段使っているお財布って重いので、財布自体を変えて軽くするのがおすすめです。

プライスストリームコインケース

サコッシュ/ウエストポーチ

ウエストポーチは立体的に作られているので物が多く入る

地図やすぐに使いたいものを入れておくサコッシュやウエストポーチ。
最近はサコッシュを使う人が多いですが、私がおすすめしたいのはウエストポーチ。ウエストポーチならザック背負いながら腰につけられますし、体にけっこうフィットするんです。

ジャックスリムヒップバッグ

富士登山は7月〜9月! 装備を揃えて練習しましょう

富士登山で装備を揃えたら、夏山登山に挑戦するのもおすすめですよ。
私が好きな山は、北海道の羅臼岳や屋久島の宮浦。首都圏から近いエリアは八ヶ岳ですね苔の森の感じとか、ずっと歩くと山の景色が変わっていき、山歩きを満喫できますよ。

準備をばっちり整えて、安全に登山を始めてみてくださいね。

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2019/07/08

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