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あの人に聞いた雨の魅力

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ロングトレイルハイカー・斉藤正史さん

斉藤 正史 さん

ロングトレイルハイカー

数百kmから数千kmにもおよぶ自然の道を自分の脚だけで歩くロングトレイルハイカーの斉藤正史さん。2013年には当時日本人で2人目となるアメリカ3大トレイル踏破を達成した。

空と会話しながら、
ハイカーは歩いている。

トレイルを数か月も歩き続けていると、どうしても先を急いでしまいがちです。でも、雨は町で休む口実になったりもします。「MASA、雨だからゼロデイ(歩かない日)にしなよ」と声を掛けられると、「休む休む!」ってなりますね(笑)
それでも、雨の中を歩くのは嫌いではないかもしれません。森へ入ったり出たりすると変わる雨音。雨が降る前の水の匂い、雨が降る寸前に立ち込める霧、通り雨の時は木陰で雨やストームをやり過ごしたり。
空と会話しながら、僕らハイカーは歩いていきます。気候や場所、その時の状況によっては、新しい長靴を買ってもらって試す子供のように、はしゃぎながら雨の中出発することもありますので、僕にとって雨は憂鬱なものばかりではないのかもしれません。

Outdry EX Eco™ II Tech Shell

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Outdry EX Eco™ II Tech Shell ロングトレイルハイカー・斉藤正史さん

雨に濡れてウェアが重くなることがない。

OUTDRY EXTREME(アウトドライエクストリーム)の最大の魅力は、メンブレンに強度を持たせたことです。それによって、表面の層による水分の浸透がなくなります。ゆえに、雨具特有の濡れた感覚が非常に少なくなりました。また、表面に水分を保持しないということは、雨に濡れてウェア自体が重くなることがなくなります。特にOUTDRY EXTREMEは軽く、「脱ぐ・着る」のしやすい、非常に使い勝手の良いレインウェアだということです。
主にトレイルを歩く際に使用していますが、なかでも夏から秋にかけた時期の海外で使用することが多いです。特に雨が多く湿度の高いアメリカ東部では外せません。トレイルのように長い期間歩く場合、濡れるリスクは、トレイルの断念につながるからです。

Profile

2012年より日本で唯一のプロハイカーとして活動。スルーハイク(単年で一気にルートを歩く方法)でのスタイルでトレイルを歩く。現在、トレイルカルチャー普及のため、海外のトレイルを歩き、アウトドア雑誌を中心に寄稿する傍ら、地元山形にトレイルのコースを作る活動を行なう。
アウトドア全般についても活動しており、特にキャンプやクラフト、スラックライン、トレイル御飯に関しては、講師などの依頼も受ける。また、山形県YYボランティアビューロ活動アドバイザー(山形県村山教育事務所)、上山市消防団員、山形県立朝日少年自然の家ボランティアスタッフ等、地域に根差した活動も積極的に行っている。

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