初冬の低山ハイクには、
+αのお楽しみを。
葉っぱを落とした初冬の山は、
1年のなかでもっとも見晴らしのいいシーズン。
凛とした空気は、からだじゅうを浄化してくれる気がするし、
そんなシチュエーションのなか飲むコーヒーは、最高においしい。
寒いからこそ、より「気持ちいい」瞬間が隠れているのです。
そこで、この時期ならではの特権を味わうべく、
人気インスタグラマーのYURIEさんと初冬のハイクへ。
+αのお楽しみを背負って、出かけてきました。
- YURIE
- アウトドア・キャンプに精通し、ソトアソビをより楽しくアレンジするのが得意なアクティブ派女子。インスタグラムのフォロワー数は66,000人を越え、絶大な人気を誇る。キャンプや登山のほか、DIYアイテムや女子旅、料理、オススメ雑貨をInstagram@yuriexx67で発信中。
寒い季節とはいえ、登り道では意外と汗をかくため、ウェアは“体温調整のしやすさ”がキモ。シャツ×ベストの組み合わせなら、脱ぎ着もラクちん。暖色をベースにすれば、見た目にも温かいスタイルのできあがり!
- 1_Archer Ridge™ Women’s VestPL1101_232 ¥13,000+tax
- モコモコとした起毛感が可愛らしいベスト。袖がない分動きやすく、効率よく身頃を保温できる。
- 2_Fowl Pinnacle™
Women’s Long Sleeve ShirtPL7085_824 ¥8,900+tax - ボタンの開け閉めで、かんたんに体温調整できる長袖シャツ。チェック柄でカジュアルさをプラス。
- 3_Yellow Hill™
Women’s Long Sleeve CrewPL2844_024 ¥7,600+tax - 直接肌に触れるベースレイヤーは、速乾性のあるものを。薄手~中厚手が重ね着しやすい。
- 4_Wallnut Dome™ Sacoche PU8290_347 ¥4,600+tax
- カメラ、スマホ、リップクリームなど、使用頻度の高いアイテムはすぐに取り出せるサコッシュにイン。
- 5_Valleyway Ⅱ Women’s Pant PL8284_030 ¥11,000+tax
- 足のラインを美しく見せてくれる、テーパードシルエットのボトムス。タテヨコに伸縮し、動きやすさも◎。
- 6_Seneca Isle™ Knit CapPU5399_243 ¥2,900+tax
- ニット帽で頭部~耳元の防寒対策もぬかりなく。ベストと色味を合わせて、コーディネートに統一感を。
- 7_Castle Rock™ 20ℓ Backpack ⅡPU8185_370 ¥6,800+tax
- コーヒーグッズを入れることも想定し、2 0 Lをチョイス。少し余白ができるくらいがちょうどいい。
- 8_Meteor™ Mid Omni-Tech™ KnitYU3978_837 ¥13,800+tax
- アッパーにニット素材を取り入れたブーツで、足元にもぬくもりをオン。色味はシャツとリンクさせて。
ストップ&ゴーを繰り返すハイキングは、うっかり“汗冷え”しないように、ウェアの重ね着がマスト。色味を3色までにとどめておくと、スッキリとまとまった印象のコーディネートが完成します。

- 1_Suncook™ Lake BucketPU5389_425 ¥4,600+tax

- 2_Flare Gun™ Flannel Ⅲ Long Sleeve Shirt AE8194_709 ¥7,900+tax

- 3_St.louis Isle™ Long Sleeve Crew PM4450_464 ¥6,900+tax

- 4_Red Rock Pass™ Pant PM4874_264 ¥11,000+tax

- 5_Burke Mountain™ 30ℓ Backpack ⅡPU8179_010 ¥9,600+tax

- 6_Meteor™ Mid Omni-Tech™ KnitYU3978_010 ¥13,800+tax


オムニヒートとは?
誰しもが身体から発している熱を、保温力に変えることができる画期的なテクノロジー、「オムニヒート」。温かさの秘訣は、ドットパターン状の裏地。シルバー色の部分( アルミニウム)に体温が反射することで、温かい空気をウェア内にキープできる。
初冬の低山ハイクに
持って行くもの
必携のギアと
自分らしいアイテムをバランスよく
初冬の低山ハイクを存分に楽しむなら、ヘッドランプやファーストエイドキットなど、登山に必携のギアと、カメラやコーヒーなど、自分らしいお楽しみグッズをバランスよくチョイスすることがポイント。
ただ山頂をめざして歩くのもいいけれど、冬季は寒さがネックになりやすい分、自分の好きなことや、“暖かくなれる何か”を持って行くと◎。ワクワク気分も一緒にバックパックに詰め込んで、空気の澄んだ山を歩きに出かけよう!

- 1_ヘッドランプ
- 冬は日没が早く、特に樹林帯のなかは1 6 時を回れば暗く感じることも。日帰りであっても必携のアイテム。
- 2_カメラ・三脚
- 手のひらサイズのミニ三脚は、岩の上や小枝に巻き付けられるスグレモノ。デジカメはキヤノン「G9X」を愛用。
- 3_食器・カトラリー・クッカー
- 作るメニューや人数に合ったサイズを持参。風が強い時や、気温が低いとお湯が沸きにくいため、フタは必須。
- 4_トレイルミックス
- ナッツや柿の種、チョコなどをミックス。ナルゲンボトルに入れておけば潰れることなく、食べやすくなる。
- 5_コンパス
- スマホの登山地図アプリという手もあるが、バッテリー切れを想定し、必ずコンパス&地図を持ち歩く。
- 6_コーヒー豆
- 飲みたい分だけを計って持参すれば、荷物を軽量・コンパクト化できる。ジップロックなどの密閉袋でもOK。
- 7_フィルター・ドリッパー
- ドリッパーは、薄く畳めるユニフレームの「コーヒーバネット小」。フィルターは防水対策として密閉袋に入れる。
- 8_コーヒーミル
- スリムな形のミルなら、バックパックの中でかさばらない。愛用しているのは、ポーレックス社製のもの。
- 9_マグカップ
- コーヒータイムを楽しむために欠かせないマグカップ。お気に入りは、カラーバリエーションが豊富なダイネックス。
- 10_ガスバーナー・マッチ
- 小さく折り畳めるシングルバーナーなら、持って行くのが苦にならない。予備でマッチも用意しておくと安心。
- 11_マルチツール
- 食材を切るときや、いざという時に重宝するマルチツール。購入時に入れてもらったネーミング入り。
- 12_ファーストエイドキット
- 絆創膏やテーピング、常備薬など、山に入るなら忘れてはならないファーストエイドキット。
- 13_ポイズンリムーバー
- 冬は虫に刺される可能性は少ないが、いざというときのため、ハイキングではなるべく持ち歩くようにしている。
- 14_バンダナ
- 写真映えを狙えるバンダナは、テーブルクロス代わりに。コッヘルを包んだり、手を拭いたりもできる万能アイテム。
- 15_中綿ジャケット
- 寒い時や休憩時など、すぐに羽織れる保温着は冬のマストアイテム。濡れに強く、保温力も高い中綿モデルを愛用中。
豆を挽いて、美味しいコーヒーを楽しむ。
- 冬の澄み切った空気。そこに広がる雄大な自然。山のなかで飲むコーヒーはひと際おいしいもの。手軽なインスタントコーヒーもいいけれど、スロウな山時間を味わうなら、やっぱり豆から挽くのが一番! 丁寧にハンドドリップをしながら、“山淹れ”コーヒーを味わって。
おいしいコーヒーの淹れ方
- コーヒーミルに豆を入れる。豆は1杯につき10gが目安。あらかじめ飲む杯数分の豆を計り、密閉袋に入れて持参する。ミルは携行しやすいスリムなものを選んでおこう。
- 豆を挽く。ドリップの場合は、中粗きがベスト。豆を挽く前に、ミルの粗さを調整しておくと◎。挽いたらドリッパーに入れ、表面を平らにならし、真ん中に小さな窪みを作っておく。
- コッヘルに水を入れて、シングルバーナーで火にかける。1杯につき水150mlが目安。冬はお湯が冷めやすいため、ボコボコと気泡が立つまで沸騰させておくのがポイント。
- 少しずつ丁寧にお湯を注ぐ。箸など細い棒にお湯を伝わせると注ぎやすい。粉が湿ったら3 0秒間蒸らし、円を描きながら残りのお湯も注ぐ。少しの手間がおいしいコーヒーの秘訣!
お気に入りの写真を撮影してみよう。
- お気に入りの写真を撮影してみよう。記念撮影だけじゃ、なんだか物足りない…… 。そんなときは、ちょっとした工夫を。Y U R I E 流・山写真撮影テクは、「アングルを変える」、「体の一部分を入れる」、「自分目線で撮る」、「セルフィーを活用する」。この4つをおさえるだけで、臨場感のある1枚に様変わり!
低山ハイクおすすめの山
~関東編~
棒ノ嶺 東京都・埼玉県
道中には姿の異なる3つの滝が存在し、冬はつららができることも。藤懸ノ滝では、切り立った岩壁のゴルジュが間近にそそり立ち、その合間を縫って進む光景はまさに大迫力。山頂は広くて展望がよい。下山後は、ふもとの天然温泉でぽかぽか&リラックスタイムを。
--- information
標高/969m 所在地/東京都西多摩郡奥多摩町、埼玉県飯能市 アクセス/行き:西武池袋線「飯能駅」下車。国際興行バスで「さわらびの湯」バス停下車。コースタイム/約4時間20分
--- 周辺のおすすめスポット
- さわらびの湯
- 住所/埼玉県飯能市下名栗685
- 営業時間/10:00~18:00
- 定休日/第一水曜(祝日を除く)

石割山 山梨県
雪化粧の富士山を観望するのにもってこいの絶景スポット。道中には約400段の石段や、真っ二つに割れた巨岩が鎮座する石割神社があり、写真映えするスポットがたくさん。ハイキングをしながらパワースポット巡りもできるという、二度おいしいコース。
--- information
標高/1,413m 所在地/山梨県南都留郡山中湖村平野 アクセス/行き:富士急行線「富士山駅」で下車。富士急行線バスで「平野」バス停下車。コースタイム/約3時間10分
--- 周辺のおすすめスポット
- 石割の湯
- 住所/山梨県南都留郡山中湖村平野1450
- 営業時間/10:00~21:00
- 定休日/木曜(祝日を除く)

低山ハイクおすすめの山
~関西編~
金剛山 大阪府
冬の限られた日にしか見られない霧氷に出合える山として人気の金剛山。ロープウェイ金剛山駅にあるダイヤモンドテラスでも、夕焼けや霧氷を手軽に眺めることができる。雪上歩行が心配な場合は、往路でロープウェイを利用し、山頂までピストンするのがおすすめ。
--- information
標高/1,125m 所在地/大阪府南河内郡千早赤阪村、奈良県御所市 アクセス/行き:南海高野線「河内長野駅」下車。南海バスで「金剛登山口」バス停下車。コースタイム/約2時間40分
--- 周辺のおすすめスポット
- 大阪金剛山Diamond terrace
- 住所/大阪府南河内郡千早赤阪村
- 営業時間/9:00~17:00(10月~3月)
- 定休日/なし

須磨アルプス 兵庫県
六甲連山の西端に位置する須磨アルプスは、300mほどの低山帯ながら、個性豊かな風景を堪能できる。眼下に広がる大阪湾のオーシャンビューや、神戸の街並み、そして馬の背ではスリリングな岩稜歩きも。冬のきりっとした空気と一緒に、爽快な景色を味わって。
--- information
標高/237m~312m 所在地/兵庫県神戸市須磨区 アクセス/行き:山陽電鉄本線「須磨浦公園駅」下車。コースタイム/約2時間45分
--- 周辺のおすすめスポット
- 明日香 妙法寺店(レストラン)
- 住所/兵庫県神戸市須磨区横尾1-5 リファーレ横尾1F
- 営業時間/7:00~21:00
- 定休日/なし
