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本プロジェクトの商品製作から山頂へのアタックまでのストーリーを、登山専門誌「岳人」にてレポートしています。
国際山岳ガイド連盟公認ガイド/アドベンチャーガイズ代表
チョモランマ冬季北壁最高地点登頂などの記録を持つ。チョー・オユー峰では、世界最高齢の女性をガイドし山頂に導く。アルプスではマッターホルンなどの山岳ガイドとして活躍。東宝映画「植村直己物語」で映画にも出演。
ただ山を案内するような山岳ガイドでもなく、トレッキングツアー会社でもない。冒険を案内するプロフェッショナルチーム。夢にチャレンジするための準備からトレーニング、アプローチ方法まで、冒険の実現に向けて総合的にアプローチする。
エベレストへの道のりは長く、そして険しい。装備も膨大な量になり、ウエア類もそれぞれのシーンに対応していく必要があります。コロンビアの製品はあらゆるシーンに対応するために、近藤謙司氏と共にウエア開発を進めてきました。ヒマラヤ8000m峰2座の登頂によってクオリティは証明され、いよいよこの秋に同じ製品がリリースされます。発売に先駆けてウエアの細かなスペックは近藤隊長のレビューも紹介。日本の山岳シーンで活躍することも間違いなく、さらなる高みを目指す人にとって頼もしいアイテム群です。※詳しい情報は岳人10月号(9/16発売)をご覧ください。
高所順応の山・ロブチェイースト(標高6000m)へ全員登頂のあと、エベレストBC(ベースキャンプ)へ。そこからC1(キャンプ1)を目指すところでの課題は、クレバスまみれのアイスフォールの突破でした。それをクリアしC2、C3まではひたすら続く平均斜度60度の壁・ローツェフェイス。一歩一歩、確実に高度をあげ、C4サウスコル(標高8000m)に着く頃には体面、精神面でもギリギリのところで行動することに...。そしていよいよ未明のうちに6名のメンバーが出発してエベレスト山頂を目指しました。※最終アタックの様子をはじめより詳しい情報は岳人8月号(7/16発売)をご覧ください。
製品開発では8,000mの高所で使うための課題点が浮き彫りに。それをひとつずつクリアし精度を高めていく様子が描かれています。またフィールドテストでは、強烈な吹雪のなかに身を置くなどよりシビアな状況を選び、近藤氏、コロンビア開発陣にとって妥協のない製品作りの機会となりました。
誌面では近藤謙司氏やコロンビア側の制作スタッフが紹介され、プロジェクトの目的が明確に示されました。 その目的とは「技術を集結させ、過酷な登山にも対応する製品を」「国内フィールドテストを実施し、精度を高める」「エベレスト公募登山隊をサポートし、製品を検証」の3つの柱。次号もご期待ください。