大学生のリアルな声から生まれた3ウェイ通学バッグ。コロンビア×関西学院大学の共同開発

関西学院大学の学生が、授業をきっかけにコロンビアと共同で、学生のためのバッグ「グレートスモーキーガーデン 3ウェイバックパック」を開発しました。

アンケート調査や意見交換、サンプル検証を重ね、約1年半にわたる開発期間を経て完成したのは、学生の日常に寄り添う使いやすさを追求したバッグ。

本記事では、実際に半年間使用した学生4名によるリアルなレビューとともに、企画立ち上げから商品化に至るまでのプロセスを紹介します。

グレートスモーキーガーデン 3ウェイバックパック」12,650円(税込)

現役大学生4人が半年間使ってわかった、通学にも遊びにも使えるバッグのリアル

たくさんの試作を重ねて完成した「グレートスモーキーガーデン 3ウェイバックパック」。

大学生の通学バッグとして本当に使いやすいのかを確かめるため、開発に携わった学生4人が、通学・放課後・旅行などのシーンで半年間実際に使ってみました。ここでは、大学生目線で感じた使い心地や便利だったポイントを、率直なレビューとして紹介します。

•海外旅行にも対応。通学からそのまま使える3ウェイバッグ
•通学から放課後まで。学生の予定に合わせて持ち方を変えられるバッグ
•楽器や荷物が多い日も安心。サークルにも使いやすい学生向けバッグ
•大きすぎないサイズ感。女子大生にも使いやすいデザイン

海外旅行にも対応。通学からそのまま使える3ウェイバッグ

関西学院大学 総合政策学部3年の勇太さん


オーストラリアと韓国に行ったときに、このバッグを実際に使いました。普段は通学でも使っているバッグなので、学校から移動してそのまま旅行に出るような感覚で使えたのが印象的でした。

2泊3日くらいの荷物がちょうどすっぽり収まる容量で、短期間の海外旅行ならメインバッグとして十分でした。

移動中はバックパック、ホテルに着いてからはショルダーバッグに切り替えて街を歩いていましたが、身軽に動けて便利でした。特に、上部の持ち手は電車や飛行機で荷物を持ち上げるときに使いやすく、移動が多い旅でもストレスを感じにくかったです。(勇太)

通学から放課後まで。学生の予定に合わせて持ち方を変えられるバッグ

関西学院大学 文学部4年の葉月さん


普段は学校で使うことが多く、授業やサークル、その日の予定に合わせて持ち方を変えられるところが気に入っています。

ゼミ研究のための本など重いものがある日はバックパックとして使い、帰りに寄り道する日はハーネスを収納して肩掛けにしていました。バックパックからショルダーバッグに切り替えるだけで印象が変わるので、服装にも合わせやすいです。

実際に、授業の荷物が多い日はバックパック、学校帰りに遊びに行くときはショルダーバッグとして使っていたら、友達に「それってバックパックにもなるの?」と驚かれることも多かったです。(葉月)

楽器や荷物が多い日も安心。サークルにも使いやすい学生向けバッグ

関西学院大学 法学部3年の翔哉さん


学校生活や軽音サークルのバンド活動でこのバッグを使いました。普段、楽器を背負いながら移動することが多いので、通常のバッグだと邪魔に感じる場面もあるんですが、このバッグは肩掛けとしても使えるので、サブバッグ感覚で持てて助かりました。

バッグの中身が少ないときは自然とコンパクトになるので、満員電車でも邪魔になりにくかったです。学校からスタジオ、ライブ会場まで同じバッグで移動できて、学生生活の流れにちょうど合っていると感じました。(翔哉)

大きすぎないサイズ感。女子大生にも使いやすいデザイン

関西学院大学 商学部3年の友梨さん


学校ではパソコンや教科書を入れると荷物が重たくなるので、バックパックとして使っています。授業の空きコマや授業終わりに映画を観に行くとき、友達とショッピングやイルミネーションを見に行くときは、ショルダーバッグに切り替えて使いました。

ホテルでアルバイトをしていて仕事の日にも使っていますが、フロントポケットが細かい道具を取り出しやすいので便利です。太めのショルダーストラップをフックに掛けられるので、トイレなどでもバッグが落ちる心配がなく、安心して使えました。(友梨)

なぜ学生がバッグをつくったのか? 大学生の視点から生まれた 3ウェイバックパック

学生がコロンビアのバッグ開発に、企画段階から関わったユニークなプロジェクト。通学や放課後、旅行まで、大学生のリアルな生活を想定してつくられたバッグは、どのように生まれたのでしょうか。

ここでは、企画の始まりから完成に至るまでのプロセスを、学生たちの座談会形式で紹介します。

そもそも、どんな経緯で関西学院大学の学生さんがコロンビアのバッグを開発することになったんでしょうか?

翔哉:関学には、起業家や経営者、活躍しているOB・OGを招いて講義を行う授業があります。その1コマで、関学のOGの方が登壇し、コロンビアと協力してバックパックを制作した事例を紹介してくれました。その内容がとても面白く、「私たちもバッグをつくりたい!」と興味を持った学生が、有志で10人ほど集まったんです。

そこから、OGの方の紹介で、商品開発担当の方と連絡を取ることになりました。



関西学院大学のOGが開発に携わったバッグを土台に生まれた「LBフローレス」シリーズ

授業がきっかけだったんですね。最初はどんな企画を考えていたんですか?

葉月:最初はOGの方が制作したバックパックをベースに、そこからアップデートした製品をつくろうとしていました。そのときは2チームに分かれてアイデアを出し合っていたんです。

それぞれのチームでは、どんな進め方をしていたんでしょうか?

勇太:僕たちのチームは、通学から旅行までこれ1つで完結できるバッグをテーマにしていました。普段使いもできて、長期休みにそのまま旅行に持って行けるような、大容量のバッグを考えていましたね。

友梨:一方、私たちが意識していたのは、キャンパスライフのオンとオフです。授業のときも、講義が終わって出かけるときも使えて、ファッションにもなじむバッグをつくれたらいいなと思っていて。

方向性がけっこう違っていたんですね。

葉月:そうですね。ただ、「学生に向けたバッグ」という大きなテーマは共通していて。そこで、「本当に大学生に必要な機能はなにか?」を確かめるために、アンケート調査を始めました。

勇太:最初はウェブのアンケートフォームを使っていたんですが、それだけだと回答数が足りなくて。大学のバスロータリーで、バスを待っている学生に声をかけて、「どんなバッグが欲しいか」を直接聞いて回りました。結果的に、100人以上の学生から意見を集めることができましたね。

かなり地道なリサーチですね。

勇太:そうですね(笑)。でも、そのおかげで、「どちらかを選ぶより、それぞれの良さを取り入れたほうが、今の大学生の生活に合っているよね」という話になっていきました。

翔哉:そこから、「それなら、思い切ってまったく新しいバッグをつくろう!」という流れになって、2チームのアイデアをまとめていくことになったんです。

実際に形にしていく過程では、苦労したことも多かったのでは?

葉月:メンバーそれぞれが異なるキャンパスに所属していて、定期的に集まるのが難しかったこともあり、活動はオンラインで進めていました。対面で話せないぶん、言葉だけでアイデアを共有するのが難しい場面もあって。そこで、「ここがこう開く」「この形はどう?」と画面越しにスケッチを見せながら説明するようにしました。イメージを図に起こすことで、認識のズレがなくなった感覚がありました。

学生たちによる手書きのスケッチ案


友梨:サンプルができてからも、修正の連続でした。初期のサンプルでは、開口部分が外に広がりすぎてしまって、背負ったときに少し大きく見えすぎる印象があったんです。

そこから形を見直して、丸みのあるデザインに変更し、そのほかにも細かい部分を何度も話し合いながら調整していきましたね。サンプルの制作回数は5、6回にも及びました。

制作を通じて印象に残っていることはありますか?

葉月:バッグづくりに関して、私たちはまったくの素人でした。それでも商品開発担当の方が、私たちの意見を一つひとつ真正面から受け止めてくださって。苦労したこともたくさんあったけど、そのぶん完成したときの嬉しさは大きかったです。

大学生の通学バッグにフィットする理由。学生目線で考え抜かれたディテールとは?

アンケート調査やミーティングを重ねるなかで、学生たちが突き詰めていったのは、「大学生の生活に本当に合っているか」という視点でした。

その視点は、持ち方を切り替えられる構造や収納の工夫など、細部のディテールに反映されています。ここからは、このバッグに詰め込まれた、大学生の毎日に寄り添う工夫を紹介します。

通学から放課後まで、持ち方を切り替えられる3ウェイ仕様

通学や移動時はバックパック、放課後や寄り道の時間は肩掛けや斜め掛けに。このバッグは、1日のなかで変わる学生の行動に合わせて、持ち方を変えられる3ウェイ仕様。
バックパックだと少し大きく感じる場面でも、肩掛けにすることで見た目も気分も軽やかに。学校からそのまま遊びやサークルに向かう流れにも自然になじみます。





学校帰りの行動まで考えた、可変式2気室構造

学校帰りにサークルやアルバイト、ジムに向かう学生の行動を想定し、下部に独立した収納スペースを設けた可変式2気室構造を採用しました。

着替えやシューズなどを教科書やパソコンと分けて収納でき、投げ込み式の底板で仕切りの調整も可能。下部に衣類を入れることで、パソコンへの衝撃を和らげる役割も果たします。





パソコン中心の学生生活に合わせた収納設計

ノートの代わりにパソコン、筆記用具は最小限。そんな今の学生の持ち物事情に合わせ、ペンケースではなくペンを1本ずつ挿せる専用ホルダーを設置しました。

鍵や目薬、イヤホン、ヘアゴムなど、今の学生が日常的に持ち歩く細かいアイテムのために、フロントポケット内にはオーガナイザーポケットを配置。深すぎず浅すぎない設計で、必要なものにすぐ手が届きます。バッグのなかを探す時間を減らし、移動の多い学生生活をスムーズに支えます。





必要なものに、すぐ手が届くサイドポケットとキーループ

本来は飲み物や折りたたみ傘を入れることを想定したサイドポケットですが、学生目線では、モバイルバッテリーやケーブルの収納にも便利。さらに、鍵をひとまとめにできるキーループも備え、必要なものにも迷わず手が届きます。



学生の毎日に寄り添うバッグとして

アイデアを集め、実現できるか検証し、デザインに落とし込む。試作を重ねては、また検証する……。ただ思いつきを詰め込むだけでは、バッグは商品として成立しません。正解が1つではないものづくりのなかで、彼らが大切にしていたのは、「大学生の目線に立つこと」でした。

そうして完成した「グレートスモーキーガーデン 3ウェイバックパック」には、今の大学生が本当に必要とする機能が丁寧に落とし込まれています。

通学から、サークルや部活動、そしてプライベートまで。あなたの素敵なキャンパスライフに寄り添う相棒として、ぜひ手に取ってみてください。


グレートスモーキーガーデン 3ウェイバックパック」12,650円(税込)



Text:Naohiro Sekido
Photo:Yamamoto Yuto
Edit:Kyohei Kawatani(CINRA)
Production Support:Kwansei Gakuin University