特別な週末は早起きをして、少しだけ緊張して山へ。大人になってから始める新たな遊び。初めてでも大丈夫。ベスト、ウェア、ハット&キャップ、ブーツ&シューズなど、快適に過ごせる機能的なコロンビアのウェアを身に付けて、自然を感じられる川へ初めてのフライフィッシングに出掛けましょう。
初めてのフライフィッシングは自然が感じられる管理釣り場から。
ガイドしてくれるのは、東京の水道橋にあるアウトドア好きが集まるカフェ&バー『BASE CAMP』のオーナー・A-sukeさん。
フライフィッシング・狩猟・キノコ狩りなど幅広いアウトドア経験と知識を持っています。
特別な週末は早起きをして、少しだけ緊張して山へ。
大人になってから始める遊びは快適に過ごせるウェアを着ていたい。
仕事の合間に、週末の遊びで何を着るのかを想像するのも楽しみのひとつです。
※この記事は、CSJ magazineで2019.6.25に掲載された「First time Fly Fishing with COLUMBIA」の内容を再編集し、増補改訂したものです。(着用ウェア、掲載商品は取材当時のものとなりますので、一部取扱がない場合がございます。)
自然と対峙できるのがフライフィッシングの良さ
▲撮影協力:奥多摩フィッシングセンター川井キャンプ場
ロッドにリール、そしてラインの組み合わせ。太いラインの先には透明で細いラインを結び、その先に魚の餌となる水生昆虫を議した毛鉤(けばり)を。ラインを結べるようになることも、遊びのスキルです。
釣りではラインを結ぶ手元や川面を見る目も重要。特にフライフィッシングは表層で釣る場合、自分の毛鉤がどこに着地したか、そしてどう流れるか──川の流れをよく見たり、魚が喰うかどうかを目で見たりする必要があります。
日差しが強い季節は、偏光レンズのサングラスと日よけの帽子が必需品。また、釣りにも帽子は必需品で、日よけ以外にも水面を見るときに反射を抑えてくれたり、頭上を通過するフライから頭を守ってくれたりします。
【紫外線をカットするHAT & CAP】
▲紫外線カット機能オムニシェイド搭載ハット
▲紫外線カット機能オムニシェイド搭載キャップ
毛鉤のセレクトが釣果を左右する
毛鉤を巻くことを“タイイング”といい、釣りをする日のフィールドのコンディションをイメージして、あらかじめ巻いて持っていきます。
そして毛鉤をうまく使うには季節や地域を意識することや、渓流にいる虫を知っておくことも重要。タイイングすることは、フライフィッシングの面白さのひとつです。
キャスティングがフライフィッシングの神髄
道具のセッティングができたら、キャスティングの練習へ。
フライフィッシングのキャストは独特で、腕を前後に動かしてラインの重さを利用します。綿ほこりのように軽い毛鉤を飛ばすので、力いっぱい投げてもうまく飛ばず、ちょっとしたテクニックが必要です。
うまくキャストできるようになると弧を描くようにラインが曲線を描きます。ロッドに付いているガイドの穴からラインが流れ出る感覚が手に伝わり、毛鉤が川面に落ちます。
また、毛鉤は川の流れに合わせて流れていきますが、流され方に違和感を与えないようにすることも大切。うまくキャストできるようになったら、少しずつ移動して川を探っていきましょう。
渓流は岩が多いため、川に足を踏み入れる場合は専用のブーツが必要です。ただし、管理釣り場など岩場だけを気にする場合の足元は、足首をホールドするタイプのものやグリップが効くシューズだと安心です。
【足元が濡れがちなフィールドで活躍する防水シューズ】
▲防水透湿機能アウトドライ搭載トレッキングシューズ
▲パッカブルで持ち運びにも便利な防水ブーツ
穏やかに流れる川に、ニジマスがキラリと光る
ニジマスを引き寄せたら、素早くランディングネットに入れます。
キャストを続け川を確認すると、目視で魚影は確認できるがなかなかヒットせず。ただしロッドを振り続けること小一時間ほど経った頃、A-sukeさんのフライにドカンと喰い付きました。
なかなか引きが強く、揚げてみると良型のニジマス。
川を流れる毛鉤にパクリと喰いついてきたら、針がかりさせるためにラインのテンションを張ります。魚が暴れると針が口から外れて逃げられてしまうため、なるべく確実にテンションを張りながら、ランディングネットにやさしく入れましょう。
▲真っ赤に色づき、美しいニジマス
釣るための魚が放流されている管理釣り場とはいえ、風がありコンディションの悪い中で、ヒットさせるのはさすがの腕前です。
※管理釣り場でも自然の渓流でも、持ち帰りの数をはじめさまざまな制限があるので事前に確認しましょう。