冬は体感温度をダウンさせる“木枯らし”＆積雪を伴う“本格寒波”が到来

冬の天気は11月の立冬を過ぎたあたりから西高東低の冬型の気圧配置となり、日本海側は雨や雪、太平洋側では晴れて空気が乾燥します。気温に関しては熱帯の海面水温が太平洋東部で高くなる“エルニーニョ現象”の影響を受けると日本は暖冬に、海面水温が太平洋東部で低くなる“ラニーニャ現象”の影響を受けると日本は寒冬になる傾向があります。直近3年では2018年度と2019年度は暖冬、2020年度は冬の前半（12月~1月前半）は寒さが厳しかったものの、後半は急激に気温が上昇しました。

また、11月に入って冬型の気圧配置が現れると、“木枯らし”が吹き始めます。そして木枯らし、小春日和、雨を繰り返し、一雨ごとに冬へ近づきます。この時期は「風速1m/sにつき、体感温度が1°C下がる」と言われているため、お出掛けの際は天気予報で“風速”もチェックすることをおすすめします。

▲（左）2020年11月4日9時時点の実況天気図。日本付近は西高東低の冬型の気圧配置。（右）2020年11月4日の全国の天気。北海道は広く雪、東京地方は木枯らし１号が吹き、冬が近づく。※出典：日本気象協会「tenki.jp」

11月中旬になると東京でも朝の最低気温が10℃前後まで下がり、ウールコートやダウンコートが活躍し始める季節です。また、秋と冬を分ける11月~12月初旬の“山茶花梅雨（さざんかづゆ）”にも注意。冬型の気圧配置になりにくい年は、山茶花梅雨が太平洋側でしつこく続くことがこともあります。

そして、12月半ばになると本格的な寒波が到来（クリスマス寒波＆年末寒波）。日本海側では積雪が始まり、東京でも朝の気温が5℃を下回る日が増えていきます。気温の低下に応じて暖房を使用するケースも増えてくるため、屋内と屋外の気温差が大きくなることを考慮した服装を心掛けましょう。

独自テクノロジーが進化した、冬におすすめのコロンビアウェア

冬の本格的な寒さにも対応するコロンビアウェアを、メンズ＆ウィメンズそれぞれのコーデでご紹介。アップデートされたオムニヒートや、3WAYで使えるインターチェンジシステムのアイテムをぜひ！

【メンズ】

オムニシールドの表地に加えて、2021年・秋冬シーズンから新たに登場した熱反射保温機能“オムニヒートインフィニティ”を裏地に搭載したジャケットは冬にマストなアイテム！ 着心地の良いワッフル素材の長袖カットソーと、オムニヒートを裏地に搭載したストレッチパンツも合わさって保温性が抜群のコーデです。本格的な冬は積雪地帯に限らず、都内でもいざという時のためにウィンターブーツを履いておけば安心。

▲『ロックフォールダウンジャケット』33,000円（税込）（販売終了した商品です）

▲『スチュワートブラッシュロングスリーブクルー』7,590円（税込）（販売終了した商品です）

▲『ドーバーピークIIオムニヒートパンツ』13,200円（税込）（販売終了した商品です）

▲『サップランド アーク ラックス ウォータープルーフ オムニヒート』20,900円（税込）　※近日発売予定

【ウィメンズ】

寒暖差に応じてアウタージャケットのみ、ライナージャケットのみ、そしてそのふたつを連結できる3way仕様のインターチェンジジャケットは、冬シーズンに大活躍する万能アイテム。首回りを冷やさないタートルネックやオム二ヒート機能のパンツに加え、ウォータープルーフ機能を備えた全天候型モックシューズや、こちらもインターチェンジシステムを採用した3way仕様のキャップなどで寒さ対策を万全に！

▲『ブルーピークウィメンズインターチェンジジャケット』35,200円（税込）　※近日発売予定

▲『ブライスキャニオンIIタートルネック』6,490円（税込）（販売終了した商品です）

▲（左）『ウィメンズシカゴアベニューパンツ』10,890円（税込）　※近日発売予定、（右）『スピンリールモック ウォータープルーフ オムニヒート』10,450円（税込）

▲『ニューファウンドダッシュ３ウェイイヤーフラップキャップ』5,830円（税込）　※近日発売予定

寒さ対策も万全！ 機能的なコロンビアウェアで秋冬を快適に過ごそう

2021年の秋冬は、ラニーニャ現象の発生時に似た傾向が予想されています。しばらくは汗ばむ日も多く、秋の深まりはゆっくりですが、晩秋から冬にかけては急激に寒くなる可能性も。今回紹介した天気の傾向と快適に過ごすためのウェア＆コーデを参考に、寒さの厳しい秋・冬を乗り切ってください！

Text：ラスカル（NaNo.works）
画像提供：日本気象協会
着用画像提供：コロンビア サッポロファクトリー店