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釣りをもっと楽しむ!プロアングラー秦拓馬さん流・魚さばき方講座
コロンビアのアンバサダーを務め、YouTube『秦拓馬☆俺達。チャンネル』も大人気の個性派プロアングラー・秦拓馬さんによる「釣った魚をさばいて食す!」フィッシングのススメ。初心者向け〈魚のさばき方講座〉では釣ったハマチを三枚おろし!
日本最高峰のバストーナメントで活躍し、その後も国内外のフィールドに挑む個性派プロアングラーの
秦拓馬さん
。2017年からはYouTubeで『
秦拓馬☆俺達。チャンネル
』をスタートし、現在では登録者数・32.5万人(2021年11月時点)! さらにコロンビアのアンバサダーを務め、コラボしたアイテムは即完売の人気です。今回は、YouTubeで魚をさばくHOW TO動画も人気の秦さんによる“釣った魚をさばいて食す!”フィッシングのススメ。初心者向けの〈魚のさばき方講座〉では、実際に釣った魚をさばいてもらいました。
“再び”魚をさばいてみたい! 秦拓馬の新境地と感動したうなぎ
釣り名人の祖父に連れられて、早くも“3歳”から釣り人生が始まった秦さん。長野県生まれ大阪育ち、小・中・高・大学と釣りにどっぷりの青春時代を過ごし、18歳でプロ、そして大学卒業後は琵琶湖でガイド業とトーナメント参戦の日々を過ごしていました。その後は国内外のスポットを転々としながら、TVや雑誌といった数々のメディアにも登場し、さらに2017年から始めた『秦拓馬☆俺達。チャンネル』(YouTube)で人気に拍車がかかり、釣り好きなら誰もが知るプロアングラーとして現在も縦横無尽に活躍しています。
そんな秦さんですが、実は魚をさばくようになったのはつい最近の話。 「元々は釣る専門でバスを軸にやっていましたし、常に『バス釣りが上手くなりたい』という気持ちがベースにありましたが、今は釣りの幅を広げていろいろな魚に挑戦しています。そしていろいろな魚に挑戦していると、自分の感覚も変わってきました。魚釣りってやっぱり“場所”と“タイミング”がすごく重要。タイミングは巡り合わせなのでどうしようもない部分がありますが、場所に関しては行こうと思ったら行けるし、魚種ごとにスポットがある。最近は、とにかく国内でも屈指の好スポットを攻めているので、いい釣り場に行けばいい魚に恵まれ、その流れから『魚をさばいてみたいな』って“再び”思ったんです」
“再び”と言ったのには訳があり、秦さんの小学生の頃の夢は“板前”。釣りを始めるさらに前、小学校低学年の時に、“魚をさばく”という行為への憧れを子供心に漠然と抱いていたそうです。 「バスフィッシングにのめり込んでいるときに、魚をさばきたいと思ったことはありませんでした。でも今は、『○○を釣りたい』というよりは『○○をさばくために釣りたい!』と思うようになってきました。海釣りでさばくまでやる人は増えましたし、最近はYouTubeで調べればHOW TO動画もたくさん出てきますしね」
そうして、さばくことにものめり込み始めた秦さん。その中でも、コロナ禍で家からなかなか出られない時期に、秦さんの心をわしづかみにしたのが“ウナギ”でした。 「さばく練習をしようと思って生きたウナギを買ったのですが、1匹目は全然うまくできませんでした。でも、5匹目にめちゃめちゃうまくさばけたんです! そうしたら『またさばきたいからウナギを手に入れなければならない!』という気持ちが芽生えたんですよね。これまでいろいろな魚をさばいてみたのですが、突出してうなぎが美しくさばけた。もうその印象がすごくて、これまでひたすら“釣る”ことしかしてこなかった秦拓馬が、自らのウナギの“さばきっぷり”に感動し、さらにさばくということへの拍車がかかっていきました」
秦さんによる初心者向け〈魚のさばき方講座〉&“究極の血抜き”
「最初はできなくても、どんどんレベルが上がっていくうちに自信が付いてきて、最終的にうまくさばけるようになったときの快感がたまらないわけですよ」と語る秦さん。ここからは実際に秦さんがこの日釣ったハマチを使って、初心者向けの〈魚のさばき方講座〉をレクチャーしてもらいます。
「自分で魚を釣って、さばいて、食べるというところまでの道筋を立てたときに、やらなければいけないことがいくつかあります。事前にクーラーボックスなどに氷を用意して釣った魚を冷やすのは基本として、最初はなかなか難しいかもしれませんが、釣ってすぐに脳締めや血抜きをしておくことも大事です」
ここで秦さんから、どちらかというと応用編かもしれませんが、鮮魚界の常識を覆す方法として今話題となっている“究極の血抜き”を教えてもらいました。秦さんは “究極の血抜き”の生みの親である魚仕立て屋・津本光弘さんに教えてもらってから実践しているそうです。
「今年の1月に魚界のスペシャリスト・津本さんに“究極の血抜き”を直接習ったんですよ。究極の血抜きをして体の中の血を全部抜いてあげれば1週間とか寝かしても大丈夫で、今日はまだ旨味成分が高まっていない状態で食べますが、“究極の血抜き”をして寝かしたあとに食べると熟成されているからめちゃくちゃ美味しい。YouTubeにも“究極の血抜き”のHOW TO動画があるので、ぜひ試してみてください」 もろもろの下準備が終わり、ここからは秦さんが実際に魚をさばいていきます!
1.包丁や金たわしなどを使ってウロコを取り、流水でしっかりと洗い流します。
※金たわしはクズが身に刺さってしまう場合があるので、ウロコを取った後にチェック!
2.エラの膜に切り込み&付け根を切り落とした後に、カマから胸ビレにかけて切り落として頭を取ります。
※エラや頭とともに内臓を取り、血合いなどを含め流水でもう一度しっかり洗い流します。
3.ここから三枚おろし。尾の部分に切り込みを入れたのち、まずは腹側から中骨の上を滑らすように尻ビレまで包丁を入れていきます。ひっくり返して背側も尾の部分から同様に包丁を入れ、片身を剥がします。
※反対側も腹側→背側の順に包丁を入れていき、最終的に骨から剥がし、尾を切り落とします。
4.おろした身は腹骨を取ってから半分に。残った血合い骨も取り除き、皮を引きます。
5.あとは刺身など料理に応じた食べやすい大きさに切って完成!
「基本的に魚の旬は秋冬! 何を食べても秋冬が美味しいですし、僕は刺身が好きなんですが、中でも今はハマチとマグロが好きですね。今回のハマチで言うとあっさりとした背側が好きな人もいれば、脂がしっかりのった腹側が好きな人もいますし、そこは好みですね。ただこのハマチは背側でも脂が十分のっていてうまい!」
次ページ:【フィッシング時におすすめのコロンビアアイテムを紹介】
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