「WIN THE SUMMIT ACADEMY 2025-2026 コロンビア登山学校」の第5回、燕岳 夏山登山が2025年8月30日~31日の2日間で行われました。「北アルプスの女王」と呼ばれるその美しい稜線を、燕山荘に宿泊しながらじっくりと味わう内容です。
「山のスキルを磨けば、山頂はもっと近くなる。」をテーマに登山知識・スキルの向上を目的とした10回+番外編の計11回の講座を予定している2025-2026シーズンのコロンビア登山学校。日帰り登山から雪山登山まで初心者から中級者まで幅広くご参加いただける内容を用意しており、ご興味のある回のみの参加も可能です。
中房温泉登山口に集合し、まずは出発前の基礎講習。

講師の伊藤伴さんから「ザックの正しい背負い方」や「靴の履き方とフィット感の大切さ」を学びます。ちょっとした調整で歩きやすく疲れにくくなることを教わりました。
ザックの背負い方を見直し、シューズの紐をしっかり結んだら、登山開始です。

一歩踏み出すと、木々の緑と澄んだ空気が迎えてくれました。

講師の指導のもと「お話ができるくらいのゆっくりしたペース」で進みます。
ペースを落として歩くことで、息が乱れず疲れにくくなり、会話を楽しみながら歩くことで不安が和らぎ、笑顔も増えていきます。

まず、目指すは合戦小屋。
登り始めて少しすると、みなさんの表情からワクワク感が伝わってきました。
燕岳の夏と言えば、合戦小屋名物「スイカ」です。

歩きながらも「もうすぐスイカかな?」「スイカまだあるかな?」と楽しみに心弾ませる声があちこちから聞こえ、自然と会話が弾みます。

そして目の前に合戦小屋が現れると、歓声があがりました。

ついに待ちに待った合戦小屋名物の「スイカ」を堪能。
冷たく甘い果汁が体にしみわたり、「登ってきて良かった!」と自然と笑顔がこぼれます。

スイカを食べ、疲れを回復させて、燕山荘へ歩を進めます。
燕山荘に到着し、一旦荷物を置いて、いよいよ燕岳の山頂へと向かいます。

重かった荷物を下ろし、身軽に歩ける開放感に自然と笑顔がこぼれます。

白い花崗岩と可憐な高山植物に囲まれながら登頂を果たした瞬間、表情には達成感と大きな喜びがあふれていました。


燕山荘へ戻り、名物の「ケーキセット」をいただきます。
山登りの後の“ご褒美“として、絶景を眺めながら味わう甘いひとときに大満足。

夜も燕山荘にて、温かい食事を囲みながら団らん。
今回は山小屋泊が初めてという方も多く、「どんな雰囲気なんだろう?」とワクワクしながらチェックイン。木のぬくもりのある空間と山小屋ならではの温かいおもてなしに、安心感と居心地の良さを感じました。

さらに夕食後には、コロンビアクイズで大盛り上がり!
単なるゲームではなく、コロンビアのブランドやアイテムについて学ぶ時間にもなり、笑い声と学びの両方があふれる特別な夜となりました。

翌朝は、稜線全体が朝焼けに染まり、槍ヶ岳や周囲の山々が黄金色に輝く絶景に、言葉を失うほどでした。

下山時は、ストックの使い方や下りの歩行技術を実践。
安全に歩くポイントを学びながら慎重に一歩ずつ進みます。体は疲れていても、皆さんの表情は充実感に満ちていました。

「合戦小屋のスイカが最高だった」「ケーキセットに癒やされました」
「コロンビアクイズでブランドを知るのも楽しかった!」
「仲間と励まし合えたのが一番の思い出」
参加された方の感想には、この2日間で得た感動と学びの声がありました。

燕岳での山小屋泊は、技術を学ぶだけでなく、自然と仲間、自分自身と向き合える大切な時間でした。
次回の登山学校でも、皆さんと新しい景色や感動を分かち合えることを楽しみにしています。

企画:株式会社コロンビアスポーツウェアジャパン
運営:株式会社アドベンチャーガイズ

作成者情報
- 山口
コロンビアららぽーと湘南平塚店 -
アウトドア好きの両親の元、幼少期から山歩き・キャンプなどアウトドアを経験し現在も幅広く挑戦中。 今後の目標はネパールの山を歩く事。
現在、店頭にて多くのお客様に登山を楽しんで頂くためのお手伝いをさせて頂いております。アウトドア全般、お困りのことがあればお気軽にご相談ください。
店頭にも是非遊びに来てください。