「WIN THE SUMMIT ACADEMY 2025-2026 コロンビア登山学校」の第6回、雪彦山登山編が2025年10月18日(土)に行われました。
「山のスキルを磨けば、山頂はもっと近くなる。」をテーマに登山知識・スキルの向上を目的とした10回+番外編の計11回の講座を予定している2025-2026シーズンのコロンビア登山学校。日帰り登山から雪山登山まで初心者から中級者まで幅広くご参加いただける内容を用意しており、ご興味のある回のみの参加も可能です。
今回登山学校の舞台となったのは関西ではクライミング名所として愛される日本三彦山の一つ、雪彦山です。
日本三彦山とは修験山といい、古くから修験道の霊山として信仰を集めてきました。
そんな山をガイドしていただいたのは、登山学校学長を務める国際山岳ガイドの近藤謙司さんと雪彦山をよく知る山岳ガイド島田和昭さん。
参加者は男女合わせて10名に、コロンビアスタッフ1名が同行しました。
今回の登山学校はクライミングとトレッキングを合わせたロックトレッキングで 、ハーネス・ヘルメットを装着し、4~5時間かけて岩場を登るコースを楽しみます。


展望台登山口到着後、まず装備の確認を行い、クライミングの基礎技術、今回の山行で使うロープワークの講習していきます。
講習ではカラビナの正しい付けた方や母指球を使った登り方などを実践を交えて講習しました。
クライミング初体験の参加者も多かったのですが、岩稜を登るときの姿勢や足の置き方など実践を交えた講習により、初心者にも理解しやすく、すぐに習得することができていました。

1時間ほどの講習後自己紹介を済ませ、2班に分かれて入山していきます。
あっという間に打ち解け、チーム一丸和気あいあいとした雰囲気で進んでいきました。


気温が25度あり、じわっと汗をかきますが川の音と緑のトレイルが気持ち良く迎えてくれます。


滝を越えると早速鎖場が登場。
最初の講習で習った、足の置き場や重心の使い方を早速実践。
なるべく鎖に頼らず、自分の力で登っていきます。


1時間ほどで地蔵岳山頂に到着。
危険な箇所もありますが、講習を思い出し実践しながら皆で声をかけあい、安全に通過することができました。
昼食を取り、雪彦山山頂を目指します。


山頂手前で一番の難所である鎖場に到着しました。
下から見ると垂直の壁にしか見えない岩場を、参加者同士で声を掛け合い登り切ることができました。

展望台登山口から2時間30分で山頂に登頂。
距離にして400mほどですが、緊張感あるスリル満点な難所を乗り越えることができ、やり切ったという充実感あふれる表情を見せてくれました。

下山時は危険個所を迂回し、降りやすいルートで降りていきます。
その時々で足の置き場などを講習してもらい、安全に下山することができました。

クライミングはロープワークや技術など必要なことが多く、個人でやるには取っつきにくい印象でしたが、実際やってみると今までの登山とは違う達成感を得ることができました。
登山は誰にでも楽しむことができるアクティビティだと思います。今回はガイドさんに帯同してもらうことで、安全に山を登るための技術や知識を学ぶことができ、ロックトレッキングの楽しさを知るきっかけにもなったので、とても有意義な時間となりました。
企画:株式会社コロンビアスポーツウェアジャパン
運営:株式会社アドベンチャーガイズ

作成者情報
- 喜多村
コロンビアファッションワン店 -
トレイルランニングを中心にキャンプ、縦走もやっています!
年に数回大会にも出場し、100mileを目指してます!
登山でお困りのことがあれば是非、ご相談ください!