迫力満点の穂先へ!憧れの槍ヶ岳登山

「WIN THE SUMMIT ACADEMY コロンビア登山学校2026-2027」の第3回目、「槍ヶ岳 夏山登山編」を2026年7月10日-12日の3日間で開催しました。咲き誇る高山植物と、緊張感のある岩場やはしご。夏の槍ヶ岳ならではの魅力を満喫した山行をレポートします。

コロンビア登山学校は全9講座開講。「山のスキルを磨けば、山頂はもっと近くなる」をテーマに、登山の基本を学ぶ講座からテント泊、ロープワーク講習、雪山登山まで様々なプログラムが用意されており、興味のある講座に1講座からご参加いただけます。
槍ヶ岳は北アルプスに位置し、長野県と岐阜県の県境にそびえる標高3180mの山。山頂の鋭くとがった穂先が特徴で、他の山からでもすぐに分かる印象的な形をしているので、いつかあの山頂にと憧れる登山者は少なくありません。

今回ガイドを務めたのは、コロンビア登山学校主任講師で登山ガイドの伊藤伴さん。参加者は男性2名女性6名、それにコロンビアスタッフ2名を合わせた計11名です。今回はリピーターの方にも多くご参加いただき、和気あいあいとした雰囲気の中でスタートしました。経験を共有し合う場面も多く、初めて顔を合わせた参加者同士も自然と打ち解けていました。



1日は上高地バスターミナルに集合し、自己紹介ののちに、靴紐の結び方やザックの背負い方など、登山の基本を確認してから出発しました。 天気は晴れで、河童橋から見える穂高連峰に早くも歓声が上がりました。
1日目は宿泊地の槍沢ロッヂまで14kmの道のりです。標高差は小さいものの気温も高く距離が長いので道中でこまめに休憩を取っていきます。





11時前には徳澤に着き、名物のソフトクリームやコーヒーフロートでひとやすみ。山の中で食べるソフトクリームは格別です。
梓川沿いをひたすら歩き、今晩の宿である槍沢ロッヂには14時過ぎに到着しました。



大浴場があったのでアツアツのお湯を浴びてさっぱりした後は、冷たいソーダをいただきながら、高地での過ごし方や高山病になってしまった際の対応方法などの講習を受けました。
晩ご飯は木のぬくもりを感じる一部屋で、唐揚げや鯖味噌など力の付くおかずとご飯を楽しみました。

2日目は天候の好転を受け6時半出発から5時出発に変更。ボリュームのある笹寿司弁当を食べてエネルギー満タンで出発します。



7時ごろからは日が差し、遮るもののない登山道で暑さが一気に襲ってきます。
一方で雪渓が残っている場所もあり、7月の北アルプスならではの光景も。雪の上を歩く際にはひんやりとした空気が感じられました。
雪渓の歩き方や高所での呼吸の仕方を確認しながら標高を約1300m上げていきます。





道中では、高山植物であるハクサンイチゲやニッコウキスゲ、コバイケイソウなどが咲き乱れ、お花畑を楽しむことができました。
参加者の方々は花を見つけるたび、名前や他に生息している場所をガイドに聞いて、写真に収める様子も見られました。

出発時間が早まった甲斐もあり、10時半には宿泊地の槍ヶ岳山荘に到着。大きい荷物を置いて、山頂である穂先へ向かいます。





ヘルメットを被り、手足の置き場を確認しながら岩を登っていくと最後に待ち受けるのは長い垂直のハシゴです。足元の切れ落ちた景色を前に、参加者の表情にも緊張が走ります。到達した山頂では360°の展望が歓迎してくれました。「ついに登った!」力強いガッツポーズと共に、笑顔が溢れた瞬間でした。



3180mの頂上からは、北アルプスの山々や穂高連峰はもちろん、南アルプス、八ヶ岳、富士山までもが一望できます。山座同定をしながら、今後登りたい山について会話が弾みました。

下山時もガイドに足の置き場や体の向きに関して的確なアドバイスを受けながら、参加者全員が安全に槍ヶ岳山荘まで戻ることが出来ました。



槍ヶ岳山荘のカフェで昼食をとり、元気が残っている人で隣の大喰岳に向かうことに。
大喰岳は標高3101mと山荘とほとんど同じ高さですが、山荘からは一度鞍部まで下り、100mほど登り返さなくてはいけません。
30分ほどで山頂に到着すると、周囲の山々がまた別の表情を見せてくれました。
山頂でのんびり穂高岳や対面の笠ヶ岳、常念岳に思いを馳せます。



槍ヶ岳山荘は今年で創業100周年。限定のTシャツやグッズも販売されており、参加者の中には記念にと購入している姿もありました。
そして待ちに待った夜ご飯は17時半に大食堂でスタートします。バイキング形式で各々好きなおかずをチョイス。疲れた体に塩分が染み渡ります。



夕食後は談話室に集まりコロンビアクイズ大会。リピーターの方が多かったため、クイズ内容もアップデートされ難易度の高い問題がいくつも出ました。高得点をゲットする方も多く、クイズをきっかけにブランドをより知ってもらうことができました。



3日目、雨予報から好転し、曇りの朝を迎えました。朝日は見られなかったものの、みな早起きして高山の夏山特有の冷たい風をあびながら、周囲の景色を目に焼き付けていました。

最終日は距離約19km、標高差約1600mを一気に下り上高地まで戻る行程です。
大小の岩が積み重なった不安定なガレ場では、ポールの置き場や重心移動についてレクチャーを受けながら、慎重に歩を進めます。

登りと同じルートを辿ったので、あの時はここから景色を見た、こんな話をした、と懐かしむ声も。



どんどん小さくなる槍の穂先を何度も振り返りながら、あの1番上に登ったんだと顔がほころんでいたのが印象的でした。

長かったようであっという間でもあった山道も終わり、ついに上高地に到着。これにて今回の山行は終了です。


高所登山のステップアップを目的として行われた槍ヶ岳登山。参加者の方々は、無事に登頂を果たした達成感とともに、更なる挑戦への意欲を高めている様子でした。また、周辺の山々や高山植物について詳しく解説を聞きながら歩くことで、新しい山の楽しみ方や自然の魅力を見つけていただけたようでした。
今回の経験が、参加者の皆さんにとって次なる山への挑戦に繋がる一歩となれば幸いです。

今後もコロンビア登山学校では、実際のフィールドで登山の知識やスキルを学び、身に付けることのできる様々な講座をご用意しております。是非ご参加ください。
https://www.columbiasports.co.jp/shop/pages/hike.aspx


企画:株式会社コロンビアスポーツウェアジャパン
運営:株式会社アドベンチャーガイズ

作成者情報

広沢
原宿キャットストリート店
テント泊を伴う縦走登山を中心に活動しており、最近はトレイルランにも挑戦中。山と街の繋がりをテーマにした作品によって、日常の中で山の魅力を感じてもらえるような制作もしています。店頭ではより多くのお客様にアウトドアを楽しんでいただくためのお手伝いをしております。お気軽にご相談ください。

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