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Outdoor bouldering
with Mountain Hardwear

ハイキングや登山、トレイルランニング、
山ではさまざまなアクティビティがあるが、
自然の岩を登るボルダリングもそのひとつ。
ボルダリングはジムでチャレンジすることから始まるが、
慣れてきたら外岩へチャレンジしてみよう。
自然には、たくさんの岩と多くの課題が待っている。
ジムとは違った楽しみや厳しさを堪能できるはず。

今回訪れた御岳エリアは、日本国内のボルダリングができるエリアの中で歴史的な位置付けのひとつとして外せない場所だ。課題(ルート)数は250本を誇る。
御岳ボルダーは都心からアクセスがよく、駅からゲレンデまで徒歩10分ほど。岩質は堆積岩でツルツルと硬く、経験者向きと言える。ジムでしっかりと登れるようになったら多くの課題が楽しめる。

今回はMountain Hardwearのアスリート、水口僚(つかさ)さんの1day tripを追った。

トポを確認して登りたい岩を探す

フィールドにある岩には通名があり、課題がある。
それを詳しく記されているのがトポと呼ばれる本だ。
1つの岩に3級の課題があったり8級の課題があったりもする。
始めて向かうフィールドなら、トポを参考に自分が登れるレベルの岩に目星をつけてその岩を探そう。岩を見つけたら、課題を確認する。

持っていく荷物の中でジムと同じなものは、シューズにチョーク、チョークバック。外岩に必要なのが、マットとトポ、おやつや飲料水と着替え。そしてそれらを入れるザックが必要だ。フィールドによって環境はさまざまだが、土や砂などで汚れる。岩の上に置くなどもあるので、擦れに強いザックが望ましい。

水口さんのボルダリングのウェアのスタイルは、「アプローチシューズを履き、岩場に行く時はロングパンツを着用。ボトムスは岩にひっかけて破れることがあるので、求めているのは耐久性や軽さ」だと話す。

動きやすさと耐久性をもつロングパンツ

  • 耐久性が高く、ストレッチ性もある
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  • ストレッチ性・速乾性・通気性・耐摩耗性のある
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チャレンジしたい課題を選んでトライする

持参したトポ、そして目の前の岩壁を見比べて、チャレンジしたい課題をよく確認する。
トポに記されているそれぞれの課題の等級は、実際は岩によって危険度も体感するレベル感も変わる。
すべて同じ人が作った課題ではないというのと、例えば同じ8級でも、高さがあるものとそうでないものは危険度が大きく異なるからだ。

課題の確認できたら次は実践。チョークを手につける。
水口さんは液体チョークをつけてから、さらにパウダーのチョークをつけるスタイルだ。

マットの位置は、登る人が万が一落下することを考えて位置を調整して設置する。登ってから左右に移動する課題の場合は、下にいる仲間はマットの位置を調整してあげることが大切だ。また、マットの数が少ない場合、落ちた時に体がマットから外れないよう、周囲の人はいつでも落下した人をマットへ押しやる体勢でサポートしよう。

ホールドできる場所がジャンプしてやっと届く場所にある

課題にトライする

指が岩に触る感触や、その時に気がつく岩の湿度。流れる風で背中がひやりとする。そして、マットに着地した時の地面の不安定感と、突き上げる地面の硬さ。
外岩でのボルダリングは、自分が岩を登る行為を通してできる、自然と対峙できる瞬間だ。
フィールドにせっかく来たのだから、いろいろな課題にトライしてみよう。



冬であまりに寒い時は中にメリノウールのベースレイヤーを着込むこともあるが、待っている時以外はほとんど半袖Tシャツでトライしているという水口さん。汗で濡れれば冷えてしまうため、トップスで大切なことは吸汗速乾の素材であること。

動きやすいデザインと吸汗速乾の素材のトップス

  • 吸汗速乾があり、デザインに工夫があるTシャツ

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  • 肌触りがよく、グラフィックが施してあるTシャツ

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自然で遊ぶことは、手を加えないこと

遊んだあとは、ブラシで岩をこすって、チョークを落とす。

届く範囲の場所はブラシで掃除する

自然の中で遊ぶうえで、気にしたいのが元の状態に戻すこと。

岩にチョークがついたままにせず、きちんと終わったあとに触った箇所にはブラシをかけてチョークを払っていた水口さん。
聞くと、次にトライする人へのマナーでもあり、自然を元の状態に戻したいからとのこと。ボルダリングは、自然に手を加えずにフィールドで遊ぶことができる。だからこそ、小さなことにも気がつけるのかもしれない。

外岩は、自分で試行錯誤できる面白さがある

水口さんは、小学校4年生の頃に、登山が好きな父に連れられ始めたクライミング。始めはリードクライミングがメインで、中学校に入った頃から自主的にボルダリングを選び、そこからより熱中して取り組んだという。

今では選手をやめてルートセッターの仕事をメインに活動をし、東京を中心として、国内のあらゆるジムに出張してはルートを設定している。
ルートセッターは、選手が制限時間内に登れるかどうかの瀬戸際をイメージしてゼロから作り上げていく。とても神経を使う仕事だ。そんな水口さんは、オフの日に友人や仲間と地元の外岩に行って自然の中で遊ぶのが一番楽しいと話す。
「外岩では、自分でホールドを見つけてムーブを考えたり、足も探って自分で置く場所を自由に選べるのが何より面白いんですよ」

外岩はハードルが高いというイメージがあるかもしれないが、場所によっては、初心者でも登れる岩があるところも。レベルが高くなく、かつゴールの場所が高い位置にない課題がある岩を探してみよう。
ジムで遊んで、外岩が登れる自信がついたら、ぜひチャレンジしてみてはいかがだろうか。

  • Athlete

    水口 僚

    Tsukasa Mizuguchi

    ロッククライマー

    1994年生まれ。9歳からクライミングを始め14歳からコンペに出場
    リード・ボルダリング共にジャパンカップでは決勝進出、W杯出場経験あり
    2015年からはルートセッターに転向し国内の主要大会や国際大会などのオフィシャルコンペなどのルートセットもしながら岩場でのクライミングを楽しんでいます。

  • MODEL

    水口 僚(Mountain Hardwear

  • PHOTOGRAPHER

    上樂 博之 JORAKU HIROYUKI

PICKUP ITEM

クライマーに愛されるバックパック

1993年にサンフランシスコで設立されたMountain Hardwearは、常に革新的な商品を作り続けている。それの象徴とされる商品のひとつがバックパックだ。クライマーに愛されている理由は、クライミングで使うことが前提とされたモノづくりをしていること。
今回のマルチピッチ20バックパックは余計な物は削ぎ落とし、マルチピッチクライミングに必要な機能をコンパクトにまとめ、デザインも無駄なものがなくしつつスタイリッシュに。
上蓋が大きく開きロープが収納しやすく、ロープを固定するための天頂部のストラップ付きだ。サイドにはクライミングシューズを収納できるメッシュポケットがある。底の部分の生地は耐久性が高い素材を利用するなど、安心できるつくりだ。
マルチピッチ用ではあるが、シューズを収納する場所にはボトルを入れる人もいるだろうし、普段使いにももちろん使える。
商品詳細ページ>>

WICK Q

ボルダリングは全身を使うが、上半身は汗がかきやすい。汗で濡れると体が冷えて疲労も増すため、乾きやすいウェアで快適に遊びたいもの。

ボルダリングは自分以外が登っている間や、トライしたあとは腕が疲れるため回復するまではしばらく休憩する。その場合に汗冷えしていたら筋肉の回復が遅くなるだけでなく、全身の疲労感が増す。
Mountain HardwearのWICK Q(ウィックQ)は、優れた吸湿速乾素材。発汗した汗を素早く吸水・乾燥をさせるため、汗冷えを防ぎ、体温調節がしやすくなる。
夏場は汗がウェアに残らず快適に。そして肌寒いシーズンには汗冷え防止としておすすめだ。

動きやすいデザインと吸汗速乾の素材のトップス