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<連載 vol.2> yamajoshi(ヤマジョシ)の登山レポ
『山の絶景をおかずに食べる、しあわせ山ごはん』

投稿日:
2014.05.29

山で食べるごはんは、どうしてこんなに美味しいのでしょう?食べるだけではなく、限られた食材や道具を工夫して食事を作ることも、また楽しいんですよね。私のとっておきの「山ごはん」を、簡単なレシピとともにご紹介します!


レポート by yamajoshi

ヤマジョシ的、山ごはん作りの3つのポイント

(1)日帰り~1泊程度の登山なら、食材の下ごしらえ(カットや下茹でなど)を自宅で済ませて持って行くと調理の道具や手間が減らせます。
(2)常温での持ち運びに不安がある食材は、保温・保冷機能のあるバッグに保冷剤と一緒に入れていきます。保冷剤の代わりに冷凍みかんなどを使えば、デザートにもなって一石二鳥!
(3)登山用ストーブはガスが一般的ですが、他にもガソリンやアルコール、固形燃料などがあります。登山スタイルや山ごはんの内容によって使い分けるのもGOOD。お湯を注ぐだけで作れる山ごはんなら、保温水筒にお湯を入れていくだけでも十分使えます。

湯せんで作る、ふわとろオムレツ!

日帰りトレッキングの昼食に作りました!湯せんで作ったオムレツはふわとろで美味しかったです。(2011年8月 鬼怒沼にて)
【材料】生卵、お好みの具や調味料、ケチャップ、水
【道具】チャック付ポリ袋、登山用ストーブ、コッフェル
【作り方】
1.チャック付ポリ袋に卵を割り入れ、具や調味料を加えて混ぜる。
2.鍋にお湯を沸かし、卵液の入ったポリ袋を浸けて湯せんにかける。(袋が直火に当たらないよう注意してください)
3.お好みの硬さになるまで火が通ったら、器に盛り付けてケチャップをかければできあがり!
【ポイント】生卵はエッグホルダーに入れると持ち運びしやすいです。

山頂で、まさかの飲茶タイム!?

えび餃子を山頂で蒸してみました!中国茶と一緒にほっと一息。(2010年1月 富山にて)

【材料】生のえび餃子(粗く刻んだえびを生姜やタケノコなどの具や調味料と混ぜて餃子の皮で包み、自宅で冷凍しておく)、お好みの茶葉、水
【道具】トランギア メスティン、エスビット ポケットストーブ(ガスストーブなどでもOK)、すのこ、中国茶器、保温水筒
【作り方】
1.あらかじめ中国茶用にお湯を沸かし、保温水筒に入れておく。
2.メスティンに水を水深数センチ分注ぎ、上げ底になるもの(茶杯など)を置いた上にすのこを載せて、餃子を並べる。
3.ポケットストーブならスタンダードで1~1.5個分程度(餃子のサイズや調理条件によって異なります)火にかけて蒸す。
4.餃子に火が通ったら器に並べ、中国茶を淹れたらできあがり!
【ポイント】写真のようなトランギア メスティン蒸し器の作り方は、ブログでご紹介しています。
http://yamajoshi.blog85.fc2.com/blog-entry-304.html

鍋焼きうどんは感動の美味しさ

小屋泊まりで体力に余裕があったので、具だくさんの贅沢鍋焼きうどんを作ってみました!(2012年5月 唐松岳にて)

【材料】うどん麺、めんつゆ、生卵、スライスもち、ネギ等などの野菜、水
【道具】登山用ストーブ、コッフェル
【作り方】
1.つゆにうどんと具(スライスもちを除く)を入れて煮込みます。
2.最後にスライスもちを載せ、もちが柔らかくなったらできあがり!

アルファ米にひと工夫で、贅沢山ごはん

アルファ米と缶詰を使ったひつまぶし風ごはん。最初はそのまま、次にお茶漬け風にして二度美味しい!(2011年2月 大山にて)

【材料】アルファ米、缶詰のさんまの蒲焼、ネギ・海苔・わさびなどの薬味、インスタントのお吸い物の素、水
【道具】登山用ストーブまたはお湯を入れた保温水筒、コッフェル
【作り方】
1.アルファ米をお湯で戻します。
2.アルファ米に缶詰の中身を加えてよく混ぜたら、器に盛り付け、薬味を添えます。
3.そのまま食べた後は、お吸い物を注いでお茶漬け風に。

山ごはんの定番!?ラーメンで温まる

具だくさんのラーメンは栄養たっぷり。身体も温まって嬉しい山ごはんです。カップに盛り付ければ、山ごはんの雰囲気もアップ。(2011年8月 白馬岳にて)

【材料】市販の麺(マルタイ棒ラーメンや永谷園煮込みラーメンがオススメ)、お好みの具、水
【道具】登山用ストーブ、コッフェル
【作り方】
1.お湯を沸かし、具と麺を入れて煮込む。
2.スープの素を加えて混ぜ、器に盛り付けたらできあがり!

雪山ハイクにオススメの、楽しい山ごはん!

私の雪山ハイクの定番は、チーズフォンデュ!簡単に作れるのに、楽しくて美味しいのが魅力です。(2012年3月 北横岳にて)

【材料】チーズ、ワイン(または牛乳)、一口サイズに切ったお好みの具(生で食べられないものはあらかじめ茹でておくと楽です)
【道具】登山用ストーブ、コッフェル
【作り方】
1.ワイン(牛乳)を火にかけて沸騰させたら、チーズを少しずつ入れて溶かします。(湯せんでも直火でもOK)
2.チーズが溶けたら、具を絡めて召し上がれ!
【ポイント】チーズが焦げ付かないように気を付けましょう。カマンベールチーズの上部をカットして火にかけ、チーズそのものを器にしてしまう作り方もあります。

標高3000mで、純和風の山ごはん

アルファ米に具を混ぜて作った鶏飯と、フリーズドライのお味噌汁。(2011年7月 木曽駒ヶ岳~宝剣岳にて)

【材料】アルファ米、缶詰の焼き鳥、野菜・きのこなどお好みの具
【道具】登山用ストーブまたはお湯を入れた保温水筒、コッフェル
【作り方】
1.アルファ米の袋に缶詰以外の具を入れて、お湯を注ぐ。
2.アルファ米が戻ったら缶詰の中身を混ぜて盛り付ければできあがり!
【ポイント】絹さやなどのすぐに火の通る食材は、アルファ米をお湯で戻すときに一緒に入れてしまえばOKです。

彩り鮮やかなタコライス風ごはん

カラフルな見た目が食欲をそそる山ごはんです。(2010年12月 蛭ヶ岳~檜洞丸にて)

【材料】アルファ米、レトルトのミートソース、チーズ、お好みの野菜、水
【道具】登山用ストーブまたはお湯を入れた保温水筒、コッフェル
【作り方】
1.アルファ米にお湯を注いで戻す。
2.器にアルファ米を盛り付け、ミートソースをかけてから具を盛り付ければできあがり!
【ポイント】火の通りにくい食材を生で持って行く場合は、アルファ米用のお湯を沸かしているときに鍋に入れて茹でてしまいましょう。

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